変わりたい時

2018.08.24.

自己責任の境界線

全ては自己責任と捉えることは決して悪いことじゃない。

しかし、
自分の責任の範囲が広すぎる人がいる。
自己責任という言葉で
全てを解決しようとしてしまう人がいる。

責任の範囲を明確にすることには力がいる。

ここまでは私の責任だけど
ここからは私の責任ではないといった境界線を
引くこと自体の力が必要だから。

しかし、
その境界線が強固な人も同様に力不足だ。
大きい声を使った強い自己主張は
相手の納得を遠ざける。

立場が違う人との妥当な線引きには
すり合わせというコミュニケーションを必要とする。

2018.08.23.

やりたいことが見つからな時は

やりたいことが見つからない。
自分が何をやりたいかわからない。

という人がいる。

そういった場合は、
もう2度と繰り返したくないことを書き出すといい。
例えば、
もう2度と太りたくない。
もう失敗はしたくない。
もう喧嘩だけはやりたくない。

といった感じで、どんどん繰り返したくないこと、
やりたくないことを書き出していく。

人は快楽より痛みを避けたがるから
やりたくないことを書き出す方が
やりたいことを書き出すより簡単だ。

2度と繰り返したくないことを書き出したら、
反転させる。

例えば、
もう2度と太りたくない。→ずっと健康的な体でいたい。
もう失敗はしたくない。→成功したい。
もう喧嘩はやりたくない。→気持ち良い会話をしたい。
2度と繰り返したくないことを反転させたことが
あなたがやりたいことだ。

2018.08.17.

未来の自分から考える。

人は快楽を求めるより 痛みを避けようとする。

もう傷つきたくなから恋はしない。
嫌な思いをしたくないから挑戦は避ける。
ダメだったら嫌だから求めてないフリをする。

あぁ…本当だな。

しかし、この特性を利用する手もある。

やめたいことには痛みをセットにする。

チャレンジしなかった後の後味悪い感を考える。
恋をせず年を重ねてしまった時の自分の心の痛みを予測する。
やれば出来たかもしれないのに…と後悔している自分を思い描く。

全てに必ず良い面と悪い面の両面があるはずだ。
どちらを選んだ自分をもっとも嫌うだろう。
どちらを選んだ自分をもっとも後悔するだろう。

未来の自分から考える。

2018.08.14.

思考は自動的

人が考えているときは自分と会話している。

それも、無自覚のうちに
浮かんでは消えていく自動性をもっていて、
自動思考ともいう。

『自動』とは特別な手続きを必要とすることなく
勝手に動くこと。
辞書で調べると例えに心臓の動きが書いてある。

確かに心臓は
こうやっている間も自動で動いてくれている。

心臓のように私たちは自動的に考えているんだ。

自動で一体、何を考えているんだろう。
良いことだろうか?
それとも
怖しいことだろうか?

あなたの人生に強く影響しているのは、
この自動思考。

「無自覚のうちに浮かんでは消える自動思考」の
言葉の切れ端でも捕まえることができたら…

良い影響を与えるものは意識的に繰り返して強化できるし、
悪い影響を与えそうなものは意識的に止めて、
繰り返さないことができるのに。

自動だからこそ、
私たちの意思とは関係なしに
過去、思い込んだものが勝手に強化されていく。

頭を整理するためだけじゃなく、
自動思考を明確にする糸口を捕まえるのにも
日記や心持ちを書くことが有効なんだ。

2018.08.11.

人生の後悔を減らすためには

何かを手に入れるということは
何かを諦めるということ。

手に入れるために諦める覚悟が整った時に
本当に手に入れることができる。

何を手に入れたいのか、
そのために何を諦めるのか。

この質問に自分の中心から答えることが出来れば、
人生に後悔することは随分少なくなる気がする。

2018.08.07.

ストレスへのふたつの対処

ストレスには大きくふたつの対処法がある。

ひとつは
ストレスを排除すること。

ストレスの元から遠くに身を置く。
ストレスが掛からないように工夫する。
といった
ストレスそのものを避けるやり方。

しかし、
全てのストレスを排除することはできない。

ふたつめは
ストレスに強くなる。

自分のストレス耐性を上げる。
ストレスに負けない自分を作る。

ただただストレスに耐え忍ぶのではなく、
このストレスを克服したら成長する。
乗り切れば良いことが待っている。
といった乗り切りのパターンを自分の中に育てる。

全てのストレスを排除することはできない。
願望があれば、そこには必ずストレスが生まれる。

なら、
余計な、排除すべきストレスは避け、
時には休みながら、
自分の意図に沿ったストレスには
ストレス耐性を上げて乗り越え、
成長し続ける。

2018.08.06.

やれば必ず伸びる

優秀な営業マンほど、
曖昧な見込み客を持ち続けない。

あわい期待は排除し、
常に事実の中に生きる。

「こうなればいいのにな…」といった期待や
「本気になれば…」「やればできるはず…」といった
チャレンジの先延ばしをすることなく、
ある意味あいまいな可能性はつぶしていく。

今に立っているんだ。
可能性の中に生きていない。

現時点がどこであろうと心配する必要はない。
大丈夫。
やれば必ず伸びる。

2018.08.04.

同じ過ちを繰り返す時

何ども同じ過ちを繰り返す時がある。

そういう時は
「なぜ、同じ間違いをしてしまうんだ…」と
自分につらく当たってしまいがちだが、
その対処は決して効果的ではない。

同じ間違いのことばかりを考えているのは
まるで
間違いを望んでいるようなものだから。

間違いに意識をフォーカスすれば
間違いばかりが実現してしまう。

同じ間違いを繰り返すのは対処のミスで
そんな自分につらくあたることは
対処ミスへの対処ミスとなり、
深みにはまりやすい。

実はあなたに最大のチャンスが来ている。

人生の対処ミスに気づき、
それを修正するというチャンスだ。

こんな時こそ落ち着いて、
自分を丁寧に取り扱う。

ミスを自分の価値を責める道具に使わない。

まずはあくまでも対処のミスであることを意識する。

同じことを繰り返すのは
対処ミスが起こりやすいポイントに無防備なだけだから。

2018.07.30.

どうどうどう

若い頃から会社を経営していた父は
わがままで等身大で正直で、
豪快な割には整理整頓好きで
境界線が明確で
ストイックな人。

そんな父が入っている有料老人ホームでは
月に一度、会議がある。

型にはめられるのを最も嫌う父が
集団生活に馴染めているかいつも不安。

先日の会議で看護婦長さんが

「納得できないことには強く反発される。
それがお父様。
だから、説明して納得してもらって
コトを進めるようにしています。」

泣きそうに嬉しい。
そう。
それが父なんです。

良い人がいらっしゃる施設でよかったねぇ、
お父さん。

父似の私は、
父の「納得できないことをされると
強烈なイライラが発動する遺伝子」を引き継いでいる。

イライラ遺伝子が発動しやすい私たちは、
「どうどうどう」って
自分の胸を叩いて落ち着かせないとね。

2018.07.24.

枠組み

枠組みがあると枠組みの中は安心の場となる。

安心な分、
枠組みから踏み出ることは恐ろしい。

枠組みから踏み出ると思うと
その一歩が踏み出せなくなる。

だから、楽しいことをやる。
楽しそうに思えたことに手をつける。

それはいずれチャレンジにつながり、
気づけば枠組みからはみ出している。

いや、あなたの枠組みが広がっている。