チャンスをつかむ時

2024.03.30.

私たちは限界で守られている  vol.5611

私たちひとりひとりの資源には限りがある。
もちろん、果てしなくあると思いたいけど、
限りがある方が現実的だ。

だからって落胆する必要もない。
限りがあるから選ぶことができる。

選択肢が1つしかないとなると確かに不自由だが、
選択肢は多ければいいかというとそうでもない。
多すぎると悩みを深めてしまう。

福岡では桜が咲いている。
この桜だって年中あるとなれば、
花見はしないかもしれないな。
限りがあるからその間に桜を愛でたいと思う。

限りや境界線は私たちを守ってくれる。

2024.03.28.

スムースに行っていない時は

例えば、成長や成功を得たいために
本当の願いではないところで手を打っていないかな。

本当の願いは何だったっけ。
今一度、思い出してみようよ。

一生懸命がんばっているうちに、
本当の願いを叶えることより、
頑張りが報われることで手を打ってしまう。
いつの間にか、
目標がズレてしまうことはよくあること。

だから、本当にやりたかったことは?と
原点に戻ることが大切なんだ。

もしあなたが思ったよりスムースに行っていないなら、
本当にやりたいことから目的がズレているからかもしれないよ。

2024.03.25.

冒険   vol.5607

子どもの頃、
食パンにバターと砂糖を塗ったサンドイッチを作って
自転車で校区外に行ったことを覚えている。
まだ小学生になる前だから年長さんだ。

小さなチャリンコに乗り、
まだ足を踏み入れたことないところまで行ってみる。
その時は確か、大きな川まで行ったな。
誰にも言わず、一人で決めて一人で行ったドキドキわくわくの旅。

振り返るとあれは私が自分で決めて実行した初めての旅。
初めての冒険だったと思う。

「冒険」って
なんてワクワクする言葉だろう。

ジャングルに行かなくても、
未知の世界に踏み出すのは冒険だ。

さぁ、行こう!夢に見た島へと〜♪
アニメ「宝島」の主題歌が頭の中に流れてくる。

何に出会えるかわからないが、
きっとスペシャルな体験ができるはずだ。

年長さんから始まった冒険は今も続いている。

さぁ!今日も一歩踏み出してみようじゃないか、
ワクワクをコンパスにして。

 

2024.03.24.

アングル  vol.5606

全部ダメということも無ければ、
全て良いということも無いんだよね。

ダメな中にも良いことが含まれていたり、
ある角度から見返すと実は良いことだったり。
良いことの中にもダメなことが含まれていたりするから。

例えば、ポジティブ心理学は
心のネガティブなところにばかりに目を向けていることに
疑問を感じた学者さんが
明るいところにも目を向けようとしたのが
始まりだったと記憶している。

だから、ポジティブ心理学が全て良いというわけでも
ネガティブな心理学が悪いわけでも無い。
そういう見方ができるということ。

どのアングルで見るかで
出来事の違った面が見える。

たくさんのアングルを持った上で
今回の自分のアングルを決める。

これがベストなんだろうな、
全ての人に、全てのことに正しいなんて無いのだから。

2024.03.23.

フレッシュな本  vol.5605

魚や野菜、くだものを選ぶ際は
新鮮なものをチョイスするだろう。
美味しさに関わるフレッシュさは大切だ。

実は本を選ぶのも野菜や果物と同じで、
新鮮なものがいい。
本の新鮮さは新刊という意味ではなく、
自分が読みたい!と感じた時のこと。

自分が興味を持ったその時に、
つまりフレッシュなうちに本を読み進めるのがいい。
最もおいしく読めるはずだから。

自分が選んだくせに時間が経つと、
なぜこの本を買ったのかわからなくなったりする。
鮮度が落ちると味も落ちていく。

もちろん寝かした方がおいしさが増すものもある。
それはフレッシュなうちに食べてみて、
美味しく味わえなかった時でいいね。

2024.03.22.

人生のボール  vol.5604

人生はまるで様々なボールが投げられてくる中を
進むようなものだと感じる。

全てのボールを取りながら進まなければならないと思いがちだが
それだとなかなか前に進めない。
不要なボールに必死になっている間に
大切なボールを取り逃がしてしまうかもしれない。

負傷しないように不要なボールはかわしながら
大切なボールを見定める。

取り組むべき課題は主体的に選ぶんだ。
あれもこれもは同時にできない。

2024.03.21.

書く瞑想  vol.5603

書くことの効用は思っている以上に大きい。

頭だけで考えるとぐるぐるしてしまうが、
文字にして紙に書き出すと脳が整理されていく。

書く際のポイントはきれいに書こうと思わないこと。
どんどん溢れてくるままに書いていくことが大事で、
ノートはぐちゃぐちゃでいい。
あとで読み返せなくても構わない。
まずは頭の中のヨドミみたいなものを全部吐き出すこと。
すると頭が整理される。

書く瞑想を実感するだろう。

2024.03.20.

新しい世界へ  vol.5602

人は変化することに抵抗する。
知らない世界は怖しいからだ。

慣れ親しんだものはわかっているという点で安心できる。
繰り返したことを繰り返せば結果もある程度予測がつく。
しかし、
結果を変えたければ何かを変えなければならない。
未だ知らない世界に足を踏み出す必要がある。
だから、
誰にでも抵抗期間がある。
あなたが望んでいる新しい世界であってもだ。
知らない世界と慣れ親しんだ世界が拮抗する時期。

その時期があることを理解してれば踏ん張れる。
あなたにとって新しい世界が始まる。

2024.03.19.

悩みや愚痴の正体   vol.5601

ダメな自分を引きづるのは
本当の自分はもっと良いはずだと思っているからとも言える。
理解されていないと感じるのは、
自分の素晴らしさが伝わっていないと考えているからとも言える。

こういった悩みは、
「本来の私はすごいんだ」といった自己認識から始まっている。
「今はダメだけど努力すれば少しはマシになるだろう」とは違う。

あなたが自分の仲間に入れるならどっちの人がいい?
すごい存在と自分を捉えている悩みや愚痴が多い人と、
自分は大したことないと捉えている気持ちの良い人。

2024.03.18.

自信がないことは悪いことじゃない  vol.5600

自信がないことや不安が悪者になってしまったのはきっと、
それを行動しない理由にしている時があるからだろう。

自信がないことはダメなことじゃない。
力が無ければ誰だって自信はないさ。
不安だって大きくなる。
自然なことだ。

不安を払拭したければ、
力をつけるしかない。

やる前から妙に自信があって、
やってみたら木っ端微塵ということもある。

自分の実力不足が明確になり、
それを補うために力をつけることに向かうならそれはチャンスだ。

不安を誤魔化すのが最ももったいない。
チャンスを失うことだから。

つまり、ダメと感じる自分はきっといつまでも払拭されない。
チャレンジしている限り自分がダメじゃない世界は無いから。
だから自分のダメさを感じないように生きるのは無く、
ダメな自分まま堂々とチャレンジし、成長していこう。