
人はいきなり強くはならない。
意識することで
まずは敏感になり、混乱し、
前より弱くなった感じさえあるが、
トレーニングして
少しづつ、しかしどんどん強くなってゆく。
強さを増す過程に
混乱や敏感さといった
今まで感じたことのない感情が
必ず生まれる。
ということは
そういう感情を感じたら
強さへのドアの前に立っているということ。

意識することで
まずは敏感になり、混乱し、
前より弱くなった感じさえあるが、
トレーニングして
少しづつ、しかしどんどん強くなってゆく。
強さを増す過程に
混乱や敏感さといった
今まで感じたことのない感情が
必ず生まれる。
ということは
そういう感情を感じたら
強さへのドアの前に立っているということ。

気がかりは多くのエネルギーを奪うが、
気がかりに手をつけると充実感を得る。
やり始めてみると
なぜ、とっとと手をつけなかったんだろう…と
後悔することも多い。
そんな気分を参考に
最初から手をつけることが
出来る自分でいたいな。

講座では感情をヒントに
『自己認知は現実に反映される』ことを
取り扱っているのだけど
その自己認知は決して一つじゃない。
自己認知にもカテゴリーがある。
例えば、
営業に関しては
「絶対やれる!」というプラスの自己認知があるのに
恋愛に関しては
「何を話していいかもわからない、苦手だ」という
マイナスの自己認知があったりといった具合だ。
カテゴリーごとの自己認知を意識できると、
可能性の幅が変わってくる。

「いつものパターンだ」と意識すること。
その意識ひとつでパターンに振り回されない。
恐れる必要はない。
意識したとたん、
心に隙間ができるのがわかるだろう。
これはあくまでもパターンであって
自分を守る上で大切だったんだと客観視する。
いつものパターンだけに生きない。
そのパターンを引き起こすプロセスの主導権を握る。
人間、3日辛抱すれば不思議と
昔っからやってるように感じるものなんだ。
あっ!揺り戻しは当然ある。
が、その際も主導権をパターンに渡さない。
どんな考えを選択すれば
あなたのレベルは上がっていくんだろう?

過去の自分と未来の自分の狭間にいるのが
今の自分。
頑張ってきた自分の成果が今であり、
今の自分の働きかけによって
未来の自分が創られていく。
軒下から落ちるわずかな雨垂れでも、
長い間同じ所に落ち続ければ、
ついには硬い石に穴をあける、
「雨垂れ石を穿つ」という言葉通り、
一歩一歩進むことに注力していたら
どんな人間でも思い描く自分に
近づくもの。
結果を危ぶんで悩んでいる時間が
もったいない。

理想の自分を描くのは、
今の自分と比較して落ち込むためじゃない。
理想の自分までのプロセスを描き、
そこに辿り着くまでに必要なことを抽出し、
その抽出したものを今から行動に移すために
理想の自分を描くんだ。
理想像を持つとストレスが増えるという思い込みは
「理想の設定」か、「理想の取り扱い」に
間違いがある場合が多い。

事実は大事だ。
現時点からしかGOALへの道のりは読めない。
リアルな現在地が分かれば、
そこから頂点までの時間とやるべきことが明確になる。
予定が立つ。
嫌な現実を見なかったからって
その現実が消えて無くなる訳じゃないし、
事実を見たからって
それは「今」の話。
未来は変えられるからこそ、
今の事実を見ないと。

人生は流れてゆくものだからこそ、
区切ることで初めて見えるものがある。
学生の頃は学年や学期で区切りがあった。
しかし、社会人となると
学生に比べて区切りが薄くなる。
6月に突入し、月が変わった。
先月を振り返ってみよう。
何が出来ただろう。
意外と感じている以上のことを
やれていたりするものだ。
よく頑張ってる!
しっかり労ったら、
フレッシュな気分で自由に
ちょっとワクワクな今月を描いてみよう!

出来事に対して、
マイナスな感情が反応してしまうことが
パターンになっていることがある。
例えば、
大きな声を聞いただけで身体や心が萎縮する。
ある場面を見るだけで恐ろしくなって、
何も考えられなくなる。
パターンを
無くさなくていい。
パターンがまた出たからって
落ち込まなくていい。
梅干しを見て唾液が出ることに
悔やんだりしないでしょう?
長年、工夫してやり続けてきたんだから
『梅干し→唾液』ぐらい
あなたにとって自然なことなんだから。
反応を無くす必要はなく、
これは反応だと意識すると
対処できるようになる。

過去がアレだったから、今がコレなんだ」
は、確かにそうかもしれない。
あなたの今は、
過去のあなたが決めてきた結果。
しかし、
未来は過去の延長ではない。
未来は今のあなたから始まるんだ。
その過去を手放さないのは君だ。
そして、
その握りしめた手をゆっくり離すのも君にしかできない。
君しかできないから、
君に君の人生の主導権がある。