
習得と忘却
習得のプロセスには、
忘却が含まれている。
全てがごわさんになってしまったような時間。
上手くなっていたのに、
全くできなくなるといった時期が
習得のプロセスには必ずあり、
そこを乗り越えると、
もっと上手に出来るようになってゆく。
つまり、あれ?!全くできなってる…というのは
いよいよ出来るサインで踏ん張りどころ。
次は別世界だー!
夜明け前が一番暗いって
本当なんだよな。

習得のプロセスには、
忘却が含まれている。
全てがごわさんになってしまったような時間。
上手くなっていたのに、
全くできなくなるといった時期が
習得のプロセスには必ずあり、
そこを乗り越えると、
もっと上手に出来るようになってゆく。
つまり、あれ?!全くできなってる…というのは
いよいよ出来るサインで踏ん張りどころ。
次は別世界だー!
夜明け前が一番暗いって
本当なんだよな。

自信がないから行動しない。
といったことはよくある。
逆で考えると
行動する人は皆、自信があるかというと
そうじゃない。
認められたいがために何かをやる
といったこともよくある。
逆で考えると
何かをやれば必ず認められるのかというと
そうじゃない。
双方向に正しくなければ
その法則は成り立たない。

休んでみる。
寝続ける。
好きなことだけをやる。
すると、
自分の中の「〜ねばならない」が見つかりやすくなる。
自分を縛っているルールは
自分で決めている。
そのことに気づくと
ルールを緩めるか、そのまま使い続けるかを
意識的に選ぶことができる。

「こうしたい」が大事で、
「こうなったらいいなぁ」だと魔法を待ってるようで
受け身で弱い。
一体、どうしたいんだ?
そのために今、何が出来る?
「いつか」は一生やってこない。
今は可能性はどうだって構わない。
「いつまでに」「どうなりたい」で
私たちは強くなる。

3週間や1ヶ月やり続けることを
舐めたらいけない。
たった21回〜30回でもやり続けると随分と変わる。
途切れ途切れにやり続けても確実に変化を実感する。
これをやっても変わらないかも…といった想像が
人を諦めさせるのだけど
少しでも変化が見えると人は俄然やる気になる。
「わからなかろうが、成長を感じれなかろうが
21日〜30日、続けることができれば必ず変化を実感する」
といった体験は大切で、
その後のチャレンジにも良い影響を及ぼす。

私は大玉チョコボールを見つけると
当たりを求めて買いたくなる。
金なら一枚、銀なら5枚のように
大玉チョコボールには特大のチョコボールが
当たりで入っていると聞いていたから。
その話をすると、
「じゃあ、袋の上から触って買ったらいい!」
と友人が言う。
あぁ…言わないで!知ってしまったら、
触って買うという選択肢といちいち戦わなければならなくなる。
選択肢は他にないと思い込んでいたら
迷う必要もないのだけど
こんな風にも出来るし、
あんな風にも出来るとわかると
選択しなければならなくなる。
それが例え、お菓子のチョコボールだとしても。
これをやるしかないと思い、
覚悟を決めてやっていたらやれることも
突然、新しい選択肢、
しかも楽な選択が出てきた為に迷いだす時がある。
つまり、
あまり選択肢を広げすぎないことも大切。
どんな選択も下着と一緒で、
着るものだと思い込んでいたら
今日は着るか?着ないか?といった迷いは発生しない。
やるものだと思い込むのも一つの手なんだ。

「ああいう風にやってたら、そういう問題は起こるだろう」
「そういう考え方してたら起こって当然でしょう。」
と、問題が勃発した人を傍目で見ていたら、
起こっている問題の原因が本人にあることがわかる。
しかし、
本人は「運が悪い」とか「運がなかった」と解釈していたりする。
問題は起こるべくして起こっていて、
問題は自分を修正する良いチャンスで、
今、手をつけておく必要があるんだろう
と他者を見ていたらわかる。
が、自分のこととなると
同じような解釈をしていたりするから怖いんだよねぇ。
突然起こっている問題なんて無いのかもしれない。
タネを蒔いているのは自分かも…という自覚があれば、
いや仮説でもいい、
その視点があれば問題は課題となる。

例えば、いつもと違う道を通ってみる。
持ち歩くバックを変える。
いつもより早く寝る。起きる。
など、小さいことでいい。
何かを変える。
何かを変えなければ何も変わらないし、
ささいなことでも何かを変えれば何かが変わる。

たくさんの時間があれば
たくさんのことができる訳じゃない。
時間さえあれば!と考えているのであれば、
たくさんの時間を作ってみる必要があり、
実際に時間をたっぷり取っても、はかどらない場合もある。
例えば
週に1回たくさん寝たからって
それまでの寝不足をリカバーできるものじゃない。
やっぱり毎日のコンスタントな睡眠が必要だ。
時間は言い訳にしか過ぎなかったとなれば、
大切なのはいかにコンスタントの領域に、
どの程度のものを入れるかで、
そこには、
どう工夫するかといった知恵が必要となる。

出来上がってしまった人間関係のパターンを変えるのは、
新しく人間関係を作ってゆくことより
難しいかもしれない。
それならまず、
最初のパターンを作る「出会ってすぐ」に気をつける。
パターンが出来上がっているのなら、
いつものパターンとは違った反応をやる。
しかし、意外と違うパターンをやるのは難しい。
そんなときは、
いつものパターンも逆パターンもしない時間を15秒持つ。
何も反応しないといった行為は
何もしていないのではなく、
パターンと違う行為をしていることと同様で、
違うパターンであることには間違いないから。
たった15秒で
様々なことが変わっていく。