おすすめの著書 vol.5503
私は「何を」「どこで」以上に
「誰」を大切にする。
「この人に出会えてよかった〜」といった
救われた思いを感じさせてくれる人たちとの出会いのおかげで
今の私がいるわけだが、
この本の著者もそう感じさせてくれるおひとり。
ぜひ「おわりに」から読んでいただきたい。
文学・文芸の本ではないのに
著者が語りかけてくるようだから。
私は「何を」「どこで」以上に
「誰」を大切にする。
「この人に出会えてよかった〜」といった
救われた思いを感じさせてくれる人たちとの出会いのおかげで
今の私がいるわけだが、
この本の著者もそう感じさせてくれるおひとり。
ぜひ「おわりに」から読んでいただきたい。
文学・文芸の本ではないのに
著者が語りかけてくるようだから。
人生の彩りは心の震え具合で変わる。
同じものを見ても、
感動する人とそうでない人がいる。
情報を情報としか処理していなければ感動することはない。
感動には、情報と感情を結びつける力が必要で
「さもありなん」ではなく
「ありがたい」と観ることができるかどうかが
ポイントな気がする。
感動と感謝には通じるものがあるんじゃないのかな。
結果がどうなるかはわからない。
私たちには作用できないところもある。
ただ、やり切るかどうかは
自分だけで決めることができる。
まずは自分が作用できる範囲を
やり切ることに全力で向かってみようじゃないか。
やらなくちゃいけないことが盛りだくさんで
頭がグジュグジュしている時は
まずは書き出す。
何をどうしなければならないのかを
書いているうちに
だんだんと頭と心が整理されていく。
やるべきことが明確になる。
悲しみがない人などいない。
希望や夢、愛があるところには悲しみがあるから。
光を持つことは同時に影を持つことだ。
ただ、悲しみの経験は私たちを研磨し、
深いところに率いてくれる。
その人がその人である所以になっていく。
所作や外見は侮れない。
自分に強く影響していくから。
ゆっくり動くだけで
丁寧な気分になってくる。
ちょっと服装に気を使うだけで
気持ちがしゃんとする。
一方で
バタバタ動いしていると忙しないし、
雑な選択は雑に拍車がかかる。
例えば、似合う服装というのは時の経過とともに変化する。
どんなに気に入った、ぴったり合っていた服でも
フィット感が無くなってしまうことがあるよね。
そんな時、今の自分に合う別の服装を探そうとはしても
似合わなくなった自分をダメだと判断したり、
古くなった服装に自分を合わせようとはしない。
服ならよくわかる。
だけど、
以前から目指していた目標や面白みを感じて始めたものの
つまらなく感じているのに、
そう感じる自分がダメだと考える人がいる。
古くなった目標に自分を合わせようとしている。
何故だろう。
服と同じで
今の自分にフィットしなくなっただけのことなのに。
全ては気づくことから始まる。
多くの気づきを得るために大切なのは違和感。
違和感を持つためには
「きっとこういう返事が返ってくるよね」
「こんなふうになるんだろうな」といった
仮説を持っている必要がある。
仮説でも判断軸があればそのズレに気づける。
当然、判断軸そのものがズレいるケースもある。
だからこそ違和感を大切にして
その違和感の元を探っていく必要があるんだよなぁ。
人が芯から変わる時、
どう見ても本人は辛そうだ。
いや実際に辛い。
だって今までやってきた自分を否定しかねないし、
慣れ親しんだ生き方から離れ、
未知の世界に入っていくことだから。
痛みなくして成熟なしなんだよなぁ。
考え方によっては
適切な痛みを感じれるというのは
ありがたいことだね。
TEM という質的研究法がある。
TEM図には選択しなかった方の選択肢も書き出していく。
『複線径路・等至性モデルの TEM 図の描き方の一例(荒川歩・安田裕子・サトウタツヤ)』によると
「TEM 図は,気づ きのためのツールであり、
複雑な人生の時間の 流れを、一旦手の平サイズにすることで、
対象者への理解を深めるプレゼンテーションのツー ルである。」
選択しなかった方の選択肢も書き出してみると、
選ばなかった他の選択肢も実にさまざまあって
今までの選択が妙であることがわかる。
この人生を選択してるってスゴイことなんだよなぁ。