不安定なとき

2026.04.07.

人が揺れるのはなぜか?  vol.6047

ワクワクすることって、だいたい少し怖いし、
安心できる場所って、だいたい少し飽きるって感じません?笑
これ、もともとそういう構造なんですよね。

人は、変わりたい自分と守りたい自分の
両方を同時に持っているから。

だから、
前に進もうとすると不安が出るし、
落ち着いた場所にいると物足りなさを感じる。

でもそれは、
両方の欲求がちゃんと働いている証で、

不安は「進もうとしているサイン」なら、
飽きは「次に向かうタイミングのサイン」。

この構造を理解していると、
揺らされる一方じゃなくて、
立ち止まり、問い直し、また選び直せます。

両方あるからこそ、人は揺れる。
その揺れはときに厄介に感じるけど、
その揺れこそが、
実は大切なサインなんですよね。

 

 

写真は夕方なんですが、
気づけば、陽が長くなりましよね。

2026.04.05.

“いい人”がしんどくなる理由  vol.6045

我が家のわんこは、ジャック・ラッセル・テリアです
元気で手に負えない、とよく言われる犬種ですが、
うちの子は女の子で、どちらかというとおとなしいタイプです。

「ジャックなのに、いい子ですね」

そんなふうに言われることも多くて、
実際、手がかかるどころか、とても扱いやすい子です。

ただ、最近ひとつ変化があったんです。

出張が少ない時期、
私が家にいる時間が少し長くなった頃から、
前足を乗せたり、吠えたりして、
私に要求するようになったんです。

「遊んで」
「構って」
「これが欲しい」

その対象は私だけ。
今でも夫には、そんな態度はとりません。

これはきっと、
「訴えればどうにかなる」を学習したんだな、と。

で、この「理解」は、
もともと私が与えちゃったんですよね。


時間があるから付き合ってあげる。
喜んでくれるのが嬉しいから、つい応じてしまう。

その積み重ねが、
いつの間にか
「これはやってもらえて当然」に変わっていく。

こっちは「してあげた」と思っているのに、
相手は「してもらえるもの」と受け取るんですよね〜。

ここに、少し不条理を感じますが、
冷静に見れば、
私が「学習」させちゃったんですよね。

すると、今度は逆のことが必要になるんです。

「吠えても応じない」
「境界線を引く」

つまり、少し厳しくしなくちゃいけなくなる。

ここで考えるんですよ、
自分は本当に優しかったのか。

それとも、
「厳しくするのが嫌だっただけ」
だったのか。


・機嫌よくいてほしい
・喜んでほしい

そんな自分の都合が、
優しさの形をしていただけなのかな?と。

だから、関係が崩れ始めたとき、
今度は
「なんでこんなふうになるの?」
と、なんか嫌になる。

でも本当は、
境界線を私がゆるめすぎちゃったから、
「厳しさ」を引き受けることになっただけなんですよね。

これって、わんこの話だけじゃないと思うんですよね。

人間関係でも、子育てでも
まったく同じようなことが起こるじゃないですか。

優しさは、ときに関係を歪めます。

与えすぎた優しさは、
「感謝」ではなく「前提」になり、
やがて「要求」に変わる。

優しさだけでは、関係は続かないんですよね〜。

本当に関係を守るために必要なのは、
「境界線」なんですよね。

相手のためにも、
自分のためにも。

優しさは、
してあげることではなく、
関係が壊れない距離を守ることなのかもしれません。

そんなことを、
我が家の小さな先生に教えてもらっています。

写真はご近所の桜です。
福岡は現在、さくらが満開です!

2026.03.24.

やめたら、やりたくなる  vol.6034

嫌いになったはずなのに、
手放したら逆にやりたくなる——そんな経験、ありません?

スランプに陥ったアスリートが、
一度そのスポーツから離れて別の活動をしていたら、
また意欲が湧いて戻ってくる。
そういう話を聞きますよね。

長い期間じゃなくていいんです。
たった3日、1週間。
それだけで、見え方がずいぶん変わることってあります。
長くやってきた人ほど、なおのこと。

いつの間にか「〜したい」が
「〜しなければ」になっていたりするから、
それを手放したとき、
開放感があってちょっと気持ちよかったり、
同時に「本当にやらなくていいのかな」と思ったり。

そのあいだに、
頭と心が、少しずつ整理されていきます。

そして気づいたら、
あんなに嫌だったことが、
またやりたくなっている。

追い詰められているとき、
「もっと頑張らなきゃ」と思いがちです。
でも、そういうときこそ、少し離れてみる。

手放すことが、
戻るための近道になることがあるんですよね〜。

 

2026.03.10.

ただただ淡々と  vol.6290

実際、心理学でも、
後悔はより未来を整えるための感情で、
次の選択をより良くしていくことが分かっていますし、
ポジティブ思考の方が
物事が上手く運ぶこともわかっています。

ただ、
こういうことを考えること自体に
疲れてしまうことってありますよね。
前向きに考えることに疲れてしまうこと。

そういう時は、
無理に意味を見つけなくてもいいんです。
無理に前向きにならなくてもいい。

こういう時に効くのが
ただただ淡々と日常を過ごすこと。

ただ普通にご飯を食べて、
普通に仕事をして、
普通に眠る。

それだけで十分です。

人は、
ちゃんと時間と一緒に
少しずつ整理されていくようにできています。

2026.03.03.

マトリックス  vol.6283

1999年公開のマトリックスで、
「未来はすでに決まっている。ただ、それを理解するためにここにいる」
みたいな台詞があるんですよね〜。

もし本当にそうだとしたら、
少し肩の力が抜けません笑⁉︎

「未来はあなた次第」と言われると、
今この選択が正しいのか、
この時間を無駄にしていないかと、
緊張が走りますが、

すでに物語の大筋が決まっていて、
私たちはその意味を知るために生きているのだとしたら、

私たちは主人公でありながら、
同時に観客でもある。

目の前の出来事に一喜一憂しながらも、
「これはどんな伏線だろう」と眺めてみると
失敗さえ、物語の演出に思えてくるんですよね〜。

この物語を味わう視点があっても
悪くないかもしれません。

2026.02.09.

1分だけ  vol.6261

手をつけるだけで良いんです。
その先は考えなくて良い。
1分だけやってみるだけです。

これって、
想像以上に強力だと思うんですよね〜。

大概、私たちは成果を求めてるんですね。

結果を出さなきゃ。
やるなら完璧に仕上げなきゃ。
1時間くらいは最低でもやらなきゃ。

って考えてフリーズしてしまうんですよね。

だから、着手なんです。

1分やったら、やめてもいい。
続いてもいい。
どちらでも正解。

大事なのは、“触れてみること”。
今日も触れること。

写真は昨日の雪です。
福岡にも雪が降っていました!

2026.02.07.

短距離走の基準で、長距離は走れない  vol.6259

短距離走の基準で、長距離を走っていると、
「まだ足りない」
「もっと早く結果を出さなきゃ」
と苦しさが増すんですよね。

1週間で変わらないと意味がない。
1ヶ月で結果が出ないと遅い。
そんな物差しで、
自分を測り続けてる状態なんです。

でも、本当に大きな変化は、
ゆっくりなんですよね〜。

1日では見えないし、
1週間でも分からないけど
1年経って振り返ると、確かに進んでいる。

そんな感じなんです。

短距離走はスピードが武器。
長距離走はリズムと持久力が武器。

この物差しを間違えると、
進んでいるのに「止まっている」と錯覚してしまって、
せっかく力がついてきていても、
投げ出したくなります。

大切なのは、
距離に合った基準で見ることなんですよね〜。

あなたの今日の一歩は小さくても大丈夫。
一年後に振り返れば、
それはちゃーんと「前進」になってますから。

写真はお土産にいただいた厚揚げです。
厚くて美味しかったです!

2026.02.05.

結局   vol.6257

結局、どちらも大切なんですよね。

反省は必要。
でも、後悔し続けても前には進めない。
もし落ち込みすぎてしまうなら、
いっそ忘れてしまったほうがいい場合もあるじゃないですか。

スピード感は大事ですよね。
けれど、丁寧さも手放せない。
急ぐだけでは見落としてしまうことがあるし、
かといって、ゆっくりしすぎれば
期限がやってきます。

私たちは
「どちらかを」重視しがちですが、
本当は両方のバランスが大事なですよね。

じゃぁ、そのバランスはどうやって取るのかといえば、
「あなたがどうしたいか」という目標というか、
結局、あなたが目指している
未来の在り方に寄るんだろうと思うんです。

どうなりたいですか?

写真は初午祭の奉納舞の一場面です。

2026.02.03.

未来基準で自己否定してません?  vol.6255

まだ始めたばかりなのに、
「もっとやらないと」
「これじゃ全然足りない」って、
失格の判決を自分に出して落ち込んでるってこと、ありません笑?

今日20分走れたのに、
「90分走れなかった」と責める。
単語を10個覚えたのに、
「まだ話せない」と落ち込む。

本当は前に進んでいるのに、
頭の中では“理想の未来の自分”が
腕を組んでこう言うんです。


「それじゃ足りないよ」って。

思い描く未来は、本来、
方向性を示す目印のはずなのに、
いつの間にか今を裁く“裁判官”になっちゃってる。

もし最近、
やっているのに気持ちが上がらない、
やる気さえもだんだんと失っていってるなら、

未来の自分の基準で、
今の自分を否定してるのかもしれません。

今日は節分ですね。
年の数だけ食べるお豆が随分、増えました笑!

2026.02.01.

「整える」ことを意識する  vol.6253

集中できないとか、頑張る気になれないとか、
どうもうまくいかないなって時は
整えることを意識してみるといいかもしれません。

私たちはつい、
「もっと頑張らなきゃ」と力を入れてしまうけれど、
先を急ぎたい時ほど、
整えることを意識したほうが効くことが多いんですよね。

机の上を少し片づけるとか、
深呼吸をひとつするとか、
温かい飲み物をゆっくり飲むとか。

乱れたまま前へ進もうとすると
苦しいけれど、
少し整うだけで、
落ち着いて一歩が踏み出しやすくなったりします。

「整える」ことを意識する。
それがスタートかもしれません。