不安定なとき

2025.01.30.

抵抗を感じる時は変化のチャンスかも  vol.5908

弊社はある機械の独占契約を結んだのをきっかけに
九州展開して行ったんですが、
その機械の契約の時の出張は妙に行きたくなかったんですよね笑。

 

当時、子供がまだ小さかったので
東京出張は滞在時間2、3時間の
日帰り出張だったんですね。

ただ、
その2,3時間でも
いろんなことが進むので
意気揚々と東京に向かうことが
多かったんですが、
その日だけは違っていたんですよ。

 

気が重い。
行きたくない。

 

って感じで
出張を辞めようかなぁと思ったのを
覚えています。

 

で、イヤイヤな気分で行ったら
独占契約が取れたんですね。

そこから一気に
弊社は店舗展開し、
会社の規模や業績が拡大していったんです!

 

で、思ったんですよ。

私は変化することを
無自覚に恐れたんだろうなって。

 

人は良い変化でも
変化すること自体に
恐れを持つんですよね。

例え嫌な日常でも
慣れ親しんだ方をホームと感じて
安心しちゃうんです。

変わらない世界に
止まろうという力が働く
と言ったら良いんでしょうか。

 

この経験を明確に意識した後から
気が重い、
行きたくないって感じる時は

変化の前触れか?!って
ちょっと期待しちゃうようになりました笑。

 

もちろん、
変化する時もあれば
そうじゃない時もあるんですけどね。

抵抗を感じるのは
変化の前触れかも〜!って考えると

ふんばってやってみよう!
と思えるから不思議ですね。

 

 

写真は地平線?水平線?から登ってくる朝日です。
東京でもこんな日の出が見れるんですねぇ〜。

2025.01.28.

オズの魔法使い  vol.5906

子どもの頃、読んだ物語って意外とおぼろげじゃないですか?
本屋さんでたまたま目にした『オズの魔法使い』を読んでみたんです。
すると詳細はほぼほぼ記憶とは違ってました笑。

 

こういう物語だったっけ?と
過去の記憶と照らし合わせながら
読み進めると、

物語の中に引き込まれつつ
もうちょっと俯瞰するというか
作家の視点を考えるというか。

『オズの魔法使い』の作家、
ボームさんがどのような思いで
この物語を綴ったのかに
意識が向くと言ったらいいんでしょうか。

大人になって読むと
違う感覚を得るんですね。

 

にしざかひろみさんの装画や挿画も
素敵ですし、

‘あとがき’には彼が
自分の4人の子ども達のために
この物語を書いたことや

彼自身のこれまでの経験や思い出が
物語に含まれていることなどが
書いてあって、
妙に共感しちゃいましたね。

主人公の女の子のドロシーよりも
作家のボームさんの方に
年齢や経験が近いからなんでしょうね。

 

今の大人の私の感覚で
とても興味深く楽しめました〜!

 

 

2025.01.23.

ピンクのナス  vol.5901

茄子の花は、咲いたら必ず実がつくって知ってました?
茄子は「成す」と語呂が同じことからも
努力が決して無駄にならないことの象徴で使われることもあるとか。

このことを知った時、
妙に嬉しかったんですよね〜!

茄子に勇気をもらったと
言ったらいいんでしょうか笑。

 

嬉しすぎて
弊社のノベルティとして以前、
ナスのストラップを
作っちゃったぐらいです笑。

しかもナスの色はピンクにしました!

 

なぜなら、
努力が身を結ぶ時って

私たちの想像を超えた
イレギュラーなスタイルを
持っている感じがしたからなんです。

 

「頑張っているのに、
全然、結果が出ない…」

って心折れそうになることって
ありますよね。

 

でも本当は
意味が無いことなんて
無いんですよね。

 

だからって
「努力したことに意味がある」
とも違うと思うんですよ。

「ちゃんと未来に繋がっている」って
感じがするんです。

 

今はその意味や効用が
わからないだけで

ちゃーんと役立つ時が来るんだなぁって
長年、たくさんのクライアントの人生に接していると
実感することが多いんです。

 

私たちの想像とは違う実り方をするから
ナスの色はピンクなんです笑。

ナスを見ただけで力が湧いてくる!
そんなお守りに
なればいいなと思って
作ったんですよね〜。

非売品です笑!

 

写真は実際のピンクのナスのストラップです。

2025.01.19.

それで人生は決まらん  vol.5897

私たちは確か共通一次試験の最後を受験したんですよね〜。
それからセンター試験になって、2021年度の入試から
大学入学共通テストって言うらしいんですが、

その共通テストが
昨日から始まりましたね〜。

これまで頑張ってきたご本人も
それを見守ってきた親御さんも
ドキドキだと思います。

自分の子どもたちの試験も
祈るような思いで
見送ったのを
今でも覚えています。

以前、ラジオで
『先生の名言』って
コーナーがあって

高校受験で第一志望校に受からず
泣いている私に
先生がかけてくれた言葉って
いうのが読まれたんです。

それが

「高校で人生は決まらん」

というものでした。

その言葉を聞いて
大学受験を頑張った的な
内容だったと思うのですが

この一言、
パワフルだなぁ〜って感じて
よく覚えているんですよ。

目標を掲げて集中して頑張るって
素晴らしいことである一方、
近視眼的になる場合も
あると思うんです。

受験に限らず
自分が懸命に取りに行こうと
決めたものに対しては

まるでそれが取れないと
めちゃくちゃダメなように
感じてちゃいません?

私だけでしょうか汗。

そういう時、

「それで、人生は決まらん!」

って誰かに、
また、
自分に言ってあげると

冷静になれるというか、
客観的になれるというか、
地に足がつく感じがするんですよね〜。

結果を見てからでいいと
思うんですけどね。

後先考えずに
いろんなものに手をだしがちな私は
1発目からうまくいくことが
そうそう無いからかもしれませんが笑。

今日は共通テスト二日目です。
やってきた力が全て
発揮されますように。

写真は息子の高校受験の時のものです。

2025.01.09.

「最悪」が その後の「最高」に つながっていく  vol.5887

振り返ると「最悪〜汗」が
ターニングポイントだったりするんですよね。
まぁ渦中は到底、そうは思えないんですけど。

最悪、ピンチ、苦境…

もうほんと、
絶対、避けたい状況

って

実は軌道修正が
起こってるんですよね。

そっちの方向じゃないよ!
とか
ちょっとやり方が違うよ!
ってね。

ポイントは

「振り返ってみないと」
それが軌道修正だとは思えない

って
ところだと思うんです。

「最悪〜」に出会ったら
メンタルダウンしちゃって
何もやる気が起きなくなっちゃう。

起こった瞬間は
それでいいと思うんですが

その後、
「これって何の軌道修正?」
って
考えれたらいいなって
思うんですよ。

「振り返って」
より
「少しでも早く」、

出来れば「渦中」で考えれたら
より良いのになって。

だって大概の「最悪」の出来事が
その後の「最高」に
つながっていくじゃないですか!

だったら「渦中」に
そこを考えられたら
やることが変わると思うんですよね。

って
誰でもそんなに上手に
出来ないんですけどね笑。

ただ、上手に出来なくても
意識しているだけで
随分変わるんですよね〜。

 

 

写真はお正月のPayPayドーム福岡です!
久々訪れると「MIZUHO PayPayドーム」に
なってました〜!

2024.12.28.

「3つの坂」のお話  vol.5675

最近はもうあまり言わないのかもしれませんが、
「これからの長い結婚生活には3つの坂があります。
『上り坂』『下り坂』、そして『まさか』です。」って、
結婚式のスピーチで
先輩方がお話しされていた
人生の「3つの坂」
っていう話を聞いたことがありません?
「これからの長い人生(夫婦生活)には
いい時もあれば
あかん時もあって
さらに
えーーーーっ
それなに〜???
っていう
不測の事態が
起こるものなんですよ!」
っていう内容だったと
思います。
「まさか」にも
良いこと、悪いこと、
悲しいこと、うれしいこと…と
いろいろあると思うんですが
「まさか」への対処法は
その種類によって
違ってきますね。
良いことや嬉しいことへは
分析が大切だと思うんです。
なぜそんな良いことや
嬉しいことが起こったのかを
分析しておくと
自分にとっての「良い」や「嬉しい」を
より深く知るきっかけになったりしますし、
次回、
良いことや嬉しいことを
起こしやすくなりますね。
悲しいことは
時間が解決すること、
時間しか解決できないことが
多いです。
だから、
「かかる時間」をどう過ごすかが
大事になります。
私のおすすめは
「忙しくすること」です。
忙しいって
忄(こころ・りっしんべん)を
亡くすって書きますよね。
忙しくしていれば
悲しい心を亡くしておくことが
できると思うんです。
実際、悲しい時の
「忙しい」って助かるんですよ笑。
バタバタしてたら
不要なことを考えなくて済むし、
あっという間に1日が終わるから。
肉体的に疲れれば
よく寝れますしね。
そうやって
悲しい時間をやり過ごすしかない。
時間が薬なんですよね。
写真はホテルの身長計の横に貼ってあった
有名人の実際の身長なんですけどね。
ジャイアント馬場さんは大谷選手より大きんですね〜ビックリ!

2024.12.23.

「ちゃんと」って?  vuol.5870

「“ちゃんと”しなきゃ!」「“ちゃんと”やって!」って、
日常、結構な頻度で「ちゃんと」って使ってるって思いません?

ヘタすると連発している
「ちゃんと」って
相当曖昧ですよね笑。

 

「ちゃんと」って
私にとってどんなことか
考えてみたんです。

 

私にとっての
「ちゃんと」って

「計画通りに」
とか
「決めた通りに」
ってことだったんですよね。

 

そう考えると

「計画通りにいかない」ことを
「ちゃんとできてない」ことと

捉えていたんですよね。

そりゃ
いつも「ちゃんとできてない」わけだ笑!

だって、
計画通りにトントンと
コトが進むなんて、
人生にはそうはないんですよね。

本当は
「計画通りにいく」って
どの程度のことかって方を
一旦、見直す必要があったんですね〜。

 

クライアントにも
「ちゃんと」の定義を尋ねてみると

「親の言う通りに」や
「ルールに則って」

などさまざまでした。

 

あなたにとっての「ちゃんと」って
どういうことなのかを
考えてみてもいいかもしれません。

 

 

写真はクリスマス前最後の週末の博多駅前です。
出張から戻ると福岡は寒かったのに
ごった返した熱い駅前でした〜!

2024.12.11.

シンガポールスリング  vol.5858

成り立ちを知るとグッと親近感が深まるってありますよね。
先日、カクテルのシンガポールスリングは女性が人前で
アルコールを飲むことに抵抗感がある時代、

「女性が人前でも飲めるようなお酒を!」
と考案したのがはじまり
ということを知り、

とっても
好感が持てるというか、

ジュースのように見え、
甘く飲みやすいのは
そういうことか!

と納得しちゃいました。

飲みすぎちゃう危険は
ありますけどね笑。

 

モノであれば成り立ち。
人であれば
生い立ちなんでしょうね。

その人の生い立ちや
今に至る歴史を知ると

急に距離が近くなったように
感じますよね。

成り立ちや生い立ちといった
原点を知ってもらうって
大事なんですね。

 

 

2024.12.08.

積極的不確実性  vol.5855

バランスボールに座ったことがあります?
不安定だから難しいんですよね〜笑。
不安定だからこそ体幹が鍛えられるんですって。

それって人の成長と同じだなぁ
って考えちゃいました。

 

心理学者ハリィ・ジェラットさんの
「積極的不確実性」という理論が
あるのですが、

彼は、

不安定を「問題」として捉えるのではなく、
「可能性や成長の入り口」として
受け止める視点を持つことが
人生を豊かにする

と説いています。

 

「不安定なバランスボールだからこそ
体幹が鍛えられる」と
似てるな〜って思いません笑?

変化が激しい時代と
言われている現代、

予測できない状況や不確実性の中で、
私たちは

「どうすればいい⁉︎」

と考え、答えを探します。

そのプロセスが
私たちの内面的な「体幹」を鍛えて

不確実性の中で
心のバランスを取ることで、

自分の感情や価値観に向き合う
チャンスが生まれると思うんですよね。

まるで
安定した椅子に座っているだけでは、
決して鍛えられることない力(体幹)を
手に入れることができる
バランスボールの効用と同じだなぁ〜って
考えていました。

不安定の効用ってあるんですよね〜!

2024.11.30.

星の数って・・・  vol.5848

先日、映画を選んでいたらめちゃくちゃ面白かった映画が
星があんまり付いてなくて…「なんで〜???」って
びっくりしちゃいました。

その星の数の少なさから
スルーして見ない人がいたら
勿体無いなって。

そういうことってありません?

映画に限らず
本や商品、
会社や誰かのことだって

ちょっと耳にした一言で
触れないままになって

本当は必要なのに…ってことが
起こっていたら
勿体無いですよね。

情報は簡単に
手に入るようになったと
感じていますが

それは大概、
一次情報じゃないんですよね。。。

誰かから聞いた
二次情報にすぎないことが
多いんですね。

自分で直接、
体験したり調査や実験したものを
一次情報と言いますが

時間とコストがかかるので
どうしても
手に入りやすい二次情報で
済ませがちです汗。

自分でやってみないことには
本当のところは
わからないんだなって
改めて感じたんです。

だからって
自分が全てを体験するには
限界があるので

せめて
一次情報と二次情報は
意識的に
分けて認識しておいた方がいいなって
改めて思いました〜!

写真はやっと色づき始めた
福岡の紅葉です。