自分をより知るには vol.6133
他者を知ることと、自分を知ることはイコールだと思うんです。
人のことがわかると、自分との違いが明確になりますから。
どうして、それを選択したのか?
なぜ、そういう発言をするのか?
など、その行動の理由がわかると
自分がそうしない理由も明確になるじゃないですか。
自分の中では自然なことも
他者の中では全く存在しないケースもありますしね。
だから、
他者を理解しようとすることは、
単に相手に詳しくなることではないんですよね。
相手の選択や言葉の背景を知るたびに、
「私は同じ場面で、何を感じ、どう行動するだろう」と、
自分自身が浮き出されるんですよね。
たとえば、
誰かが迷わず助けを求める姿を見て初めて
「私は、人に頼ることを避けている」
と気づくことがあれば、
反対に、
誰かが自分の気持ちを抑えて
周囲に合わせているのを見て、
「私は、そこまではできない」
とわかることもありますよね。
自分にとって当たり前の感覚は、
自分一人で考えているだけでは、
なかなか見つけられないんです。
当たり前すぎて、
意識できないから。
他者という、
自分とは異なる世界に触れたとき、
初めて自分の輪郭が浮かび上がるんです。
人を知ることは、
自分では見えなかった自分に出会うことなんだろうと
思うんですよね。
