2026.06.18.

原因がわからなくても、人は変われる  vol.6089

自分を変えたいと思ったとき、
私たちは、その原因や理由を知ろうとします。
「どうして、こうなったんだろう」
「なぜ、私はいつもこうなるんだろう」

ただ、原因を知ることは、
実はそれほど重要ではないのかもしれません。

原因がわからなくても、
できることを増やしたり、行動を変えることは
十分に可能だからです。

たとえば、自分が改善したいと思っている特徴を、
自分よりも強く持っている人がそばにいるとします。

その人を見ていると、

「私も、こんなふうに見えていたんだ」
「周りから見ると、こう感じるんだ」

と、まるで自分を外から観察するように、
自分のことが見えてくることがあります。

そうすると、原因を深く掘り下げなくても、
行動が変わり始めることがあるんですよね〜。

もちろん、原因がわかったほうが、
「だから私はこうなっていたのか」と腹落ちして、
変化が早く進むこともあります。

けれど、本当の原因が見えてくるのは、
意外と、少しできるようになってから
だったりするんですよ。

以前とは違う選択ができるようになり、
同じことに振り回されなくなった頃に、

「本当は、こう思っていたんだ」
「ああ、私はこれが怖かったんだ」

と、ようやくわかることって
少なくないんですよね。

その頃にはもう、
以前ほど原因を知りたいとは思ってないんですけどね。

原因がわかったから変われるのではなく、
変わり始めたからこそ、
原因が見えてくることがあるんですよね〜。