2018.11.22.

あなたの認知は現実に映し出される。

前回、初打席で自打球を受けた時に
監督が慌てて駆け寄ってきて
自打球を受けない方法を説くことなく、
「自打球は怖くない」と言ったことで
自打球が怖くなって野球をやめてしまった話を例に
認知は出来事をどう解釈したかで決まる話を書いた。

今日はこの話を監督の立場から見てみよう。

監督は初打席に入った子どもが
自打球を受けたのを見てマズイ!と思ったはずだ。

初打席で自打球を受けるなんて
怖がって野球を辞めてしまうかもしれないと。

だから、
駆け寄ってきて「自打球は怖くない」と言ったが
案の定、少年は野球をやめてしまった。

監督がもし、
「自打球を受けたからって野球をやめるわけない。
慣れれば、上手に打てるようになる。」
と考えていれば、
冷静に、
「バットの出し方を変えれば自打球にはならない」
とレクチャーできたかもしれない。

監督には過去に
自打球を受けて野球をやめた少年がいて、
自打球を受けた=野球を辞めてしまう
といった認知が発動したのかもしれない。

認知は現実に映し出される。

監督の認知が
「自打球を受けた少年が野球をやめる」現実を
作り出した。としたらどうだろう。

起こっている現実を見ることで
無自覚なあなたの認知がわかる。