2018.05.06.

自信をつけるには


頭ではわかっているのに行動が変わらない訳


過去できなかったといって、未来もでいないとは限らない。

しかし、過去のネガティブな経験則から
未来を予想しないことの大切さは
頭ではわかっているが、なかなか出来ない。

という人は失敗することを恐れている。
あの時のように傷つくことを回避している。

例えば、熱いヤカンを触って痛みを覚えてしまったら
すっかり冷えているヤカンに触れるのにも
恐怖を覚えるのと同じ。

また失敗するんじゃないか。
再度、失敗するのは嫌だ。
今度、傷ついたら二度と立ち上がれないと
過剰に失敗や傷つきを恐れている。

生きていくには失敗や傷つきはつきものなのに。

こういう人こそ、
失敗や傷つく経験が大事だ。

何度、失敗してもやり直せる。
この程度の傷つきなら大丈夫といった経験が
過剰に恐れている失敗や傷つきに
健全なジャッジを与えてくれる。

成長には失敗することもあれば、傷つくこともあるが、
自分には乗り換えられるといった自信を
与えてくれるだろう。

幼いあの頃の、
成す術を持ち合わせなかった自分とは違う。

もう充分、大人になったあなたには成す術がある。
助けてくれる人がいる。

素敵な『たまたま』のギフトをプレゼントしてくれる友人関係を
取捨選択することもできる。

誰とつながるかを選ぶことが出来る主体性をすでに持っているんだ。


不信と過信を大きく揺れる人


出来ない時とちょっと出来るようになった時で、
不信と過信に大きく揺れる人がいる。

自信がない時はめっぽう弱気だが
少し自信がつくと過信に触れてしまう人。

人間なんだから皆、万能ではない。
自信がないことがあるのは自然なこと。

しかし、
自信がないをどう捉えるか?は人によって違う。

自信がないことと自分の価値を結べば、
自信がないことは自分に価値がないこととイコールになる。

出来ない。

自信がない。

自信がない、出来ない自分には価値がない。

そう考える人は、
ちょっと自信がつくと過信に触れやすい。

少しやれるようになった。

自信が出てきた。

出来る自分は価値がある。

だから、
出来る程度をいつも誰かと比べる。

出来る程度が自分の方が勝ると感じれば
強気な態度になるし、
出来る程度が自分の方が劣るとなると
卑屈な態度になる。

自己が希薄なため、
出来る、出来ないといった基準が大切で、
誰かと比べなければ自己確認できないのだ。

出来る、出来ないが価値に直結しているタイプは
不信と過信を行き来する。

一方、
『自信がないことと自分の価値とは関係ない』と
考えている人にとっては

自信がないことは然程、特別な意味を持たない。

だから、
出来ないことは出来ないと素直に認め、
口に出来る。

出来ないことを認めれるから、
出来るようにチャレンジできる。

『自信がない自分』が『価値がない自分』な人は
出来ないことが認められない。
だから、
「出来ない」と気軽に言えない。

出来ないことが認められないから
出来ないことを隠蔽する。

直視しない限り出来るようにはなれないので
自信がつくこともない。

『自信がない自分』に対する認知の違いは
未来に大きく影響する。

 


自信をつけるために必要なこと


やたらダメ出しをする人がいる。

そういう人は
頭の中で自分にも常にダメ出ししている人だ。

本当に勇気がある人たちは、
人にも勇気を与える。

自信をつけたいなら、
勇気を援助してくれるような
楽天的で前を向いている人を周りにおこう。

 

あなたが「これにチャレンジしたい!」と言った時、
「そんなことをしたいの?」「大丈夫?」「出来るわけないじゃん」
と言う人より、
「いいねぇ!」「頑張れば出来るよ。」「チャレンジっていいよね。」
と言ってくれる人。

もし、
そういう人たちがあなたの周りにいなけば
自分で自分をねぎらおう!
自分が褒め上手になろう。

自信なんてものは所詮、曖昧で主観的なもの。

しかし、
その自信があるかないかで
やれるかどうかの結果が変わるのなら、
自分で自分を上手く乗せていこう!

幼い頃なら優しいお母さんが
気持ちを乗せてくれていたかもしれない。

しかし、十分大人な私たちは
上手に自分で自分を育てるんだ。

例えば子どもの頃、
「うちの親は褒めてくれることがなかった。」
と言う人もいるかもしれない。

残念ながら、
どう嘆いても過去は変わらない。

変わらない過去を持ち続けるより、
変えられる未来の方を選択しよう。

誰かのせいにしていたら
その誰かが変わらないかぎり
あなたは変われない。

過去が書き換えられるを待つのとあなたが変わるのとでは、
どちらが手っ取り早い変い?

そう。
実はいつだって、
誰かが変わるのを待つより、
自分が変わってしまうのが手っ取り早いんだ。

人生は短い。

どんどん進みたいなら
どんどん手をつけていこう。

加えて、
死ぬまで人生を共にする人は他の誰でもない。
自分だ。
自分が自分の最高の援助者となろう

 

・成功に失敗はつきものさ!
・成功したら、すごいぞぉ♩
・何度失敗したとしてもいつかはやれる。
・失敗しても諦めない私って誇りに思う。
といった
プラスの言葉を自分にかけしよう。

自分に辛く当たることが成長に繋がる訳じゃないし、
自分の過去に未来の自分のイメージを委ねる必要はない。

最高で最強な今の自分をイメージして
最高で素敵な未来の自分を思い描こう。

過去は過去。
今は今。

今が未来に繋がっていて、
あなたの未来は今のあなたの手中にある。

過去の延長が未来ではなく、
今の自分の選択の延長が未来なのだから。

次回は『自信』のまとめを。

・自信をつけるには
・自信の正体とは
・自信をつけるために必要なこと