2018.05.04.

自信の正体とは


自身の正体を考える


あなたが自信を得た、
また、自信を無くしたきっかけを
振り返ってみよう。

どうだっただろう?

実は、自信を得るも失うも
『たまたま』をきっかけにすることが多い。

例えば、
「鶴田流 薩摩琵琶演奏家」の櫻井亜木子さんは
温泉旅行でたまたまおじさんから褒められた言葉で
薩摩琵琶の虜になっていったという。
サンセキpresents 小椋佳~闌の季節|文化放送 JOQRより

私が子供の頃、
TVで見た有名なプロ奏者が
プロを目指すきっかけになった出来事は
小学校の教室に楽器が来た際、
クラスで唯一、
その楽器の音がたまたま出たからだと言っていた。
(残念ながら誰だったかが思い出せない。
ご存知の方がいたら教えていただけるとうれしい。)

つまり、
自信はたまたまな他者評価に始まる。

例えば、
初めて自分で選んだ服が立て続けに悪評価であれば、
次は自信持って服を選べなくなるだろうし、
ファッションに自信をなくす可能性は高い。

逆に
自分で選んだ服をたまたま誰かが
すごく趣味がいい!と褒めてくれたとすれば
ファッションにちょっとした自信を持つのではないだろうか。

それが例え、
おせいじだったり、
趣味の悪い人たちの中だったとしても。

私たちは自信を得るきっかけも失うきっかけも
その時たまたま出来たか出来なかったかや、
たまたまの他者発言から始まっている。

たまたま褒められたり、たまたま出来たことは、
やり続けたくなり、
実際にどんどん出来るようになって
自信は育まれていく。

そして、
たまたま野次られたり、たまたま出来なかったことは
ダメだとと感じ、
自信がない分野に入れられてしまう。

自信の正体はとても曖昧なものなんだ。

が、
この曖昧に出来上がった自信は結果に強い影響力を持つ。


人は出来るから自信がつくのではなく、
自信を持ってやるから出来るようになる。


自信をつけるためには何かを成す必要があると
思い込んでいる人が多いが、逆だ。

自信を持ってやるから成すことができるんだ。

出来ないかもしれない…と
自信なくチャレンジする人より
きっと出来る!と自信たっぷりでやり始める人の方が
やっぱり結果を出すことが多い。

大切な結果が、
『曖昧に作られた自信』に大きく左右されていると考えると
ちょっとアホらしく感じないだろうか?

あなたの勇気あるチャレンジの結果が
そもそも『曖昧な自信』に委ねられているとしたら
もったいなくないか?
ココで大切なことがもうひとつある。

自信の始まりの「たまたま」をどう認識するか
自己認知が強く影響する
からだ。

事実はひとつと誰もが思ってるが、
事実には実は2種類ある。
たまたまをどう認知するかといった自己認知についてはこちら→

・自信をつけるには
・現実は2種類ある
・自信をつけるために必要なこと