傷ついた時

2021.06.07.

それが気分の落ち込みを増長する

「気分の落ち込み」が
ダメなことのように感じている人がいる。

裏を返せば、
「いつも前向きに
意欲的な状態でなければならない」
ということだよね。

そりゃ、無理だよ。
いつもいつも元気に意欲的なんていうのは
ありえない。

気分が乗らない日があったり
妙に意欲的なときがあったりするのは
誰にでもある自然なこと。

実はこの「いつも前向きに
意欲的な状態でなければならない」といった考えが
気分の落ち込みを増長させる。

自分の自然な状態を受け入れず、
無理なことをやろうとしているんだよね。
つまり、
今の自分を受け入れていないってことでもあるよね。

そりゃ、いつも気分は落ちることになるさ。

2021.06.02.

人生の流れを変える

どんなにじっとしていても
もう一人の自分が自分を責め続ければ
極端に疲労する。

横になっていても
動いていても
24時間365日つきまとうもう一人の自分が
何と言ってきているのか。

その声を意識できたなら
人生の流れを変えることができる。

2021.05.28.

甘え

私の実家は中学校の隣だった。
受講生と話をしていて思い出したけど、
朝、よく時間ギリギリになっていた。

中学生の私は
「もう少し家から学校まで距離があったら
時間に余裕を持って行けるのに…。」
と思ったことがある。

当時の私を振り返るとよくわかる。

現状に感謝するどころか、
出来ないことを自分以外のせいにし、
「もっともっと」と幻想を追うとは、
これこそが幼稚で「甘えている」ということだ。

「甘え」とは
現状の有り難みに気づかず、
幻想と理想の境界線が曖昧で
事実が観えていない
ということなんだろうなぁ。

2021.05.27.

こんなんじゃダメ…

こんなんじゃダメ…
そう思い込んでいるんだよね。

本当に「ダメ」かどうか以上に
あなたがあなたをダメだと評価していることが問題で、
そんな自己批判が強まると、
いつもイライラ状態だったり、
やる気が起きなくなったり、
自己防衛のために人の悪口を言い出したり、
人間関係が歪んでいったり…。

 

本当に「なんかダメな自分」が付きまとい始める。

 

事実を観ることを抜きにした厳しいだけの自己評価は
決して成長には結びつかない。

だから、
「ダメだ」といった解釈をちょっと脇に置いてみよう。

今までやってきていないから怖いと思う。
その怖さに抗う必要はない。
怖いまま、そっと置いてみる。

事実を観よう。
自分はよくやっている。
充分やってきている自分を労ってみよう。

やってみる価値はあるはずだよ。

2021.05.26.

不得手な分野ばかりやっていたら

そりゃ、自信も失うさ。
自分がどうしようもなくダメに思えてくる。

やれる感覚を思い出そう。

自分の得意や好きな分野、
頑張らなくてもやれてしまうものに
時々戻ってみる。

苦手なものに敢えて
取り組んでいたことを思い出す。

そんな頑張っている自分を労う。

 

2021.05.22.

格の差

どうせなら、
勘違いしないように
格の差を見せつけられた方がいい。

木っ端微塵の方が
潔く次に行ける。

格段に違うとなれば
違う戦略が打てる。

だから、
事実を見ることが大事なんだよねぇ。

2021.05.21.

あなたを苦しめているのは

ある出来事が
あなたを苦しめているように感じているかもしれないが、
そうじゃない。

あなたを苦しめているのは
出来事への解釈だ。

出来事を自分になんと
説明しているんだろう?

解釈の幅を広げると
どういう解釈があるだろう?

2021.05.12.

得意なこととリンクさせて

苦手なものと得意なものでは
捉え方にずいぶん差がある。

例えば、
料理が苦手で、スポーツが得意なら、
料理がうまくできない時は
スポーツがうまくできない時に
置き換えて考えてみる。

失敗した時、
苦手な料理なら「才能がない…」になっても
得意なスポーツなら
「やりかたが違ったかな?!」となるはずだ。

辛抱が必要な時、
苦手なことは
「これやる???」と後ろ向きでも
得意なことなら
「これを乗り切れば!」と前向き。

やれることとやれないこと、
やれる時とやれない時は
思考がすこーし違っているだけ。

苦手なことを克服するには
得意なことと「思考」をリンクさせる。

2021.05.10.

後悔は役に立つ

後悔することはよくないことのように言われるが
後悔すること自体が悪いのではない。

後悔した後、
どうするかが課題のなのだ。

変えれない過去を長い間、
思い悩むことをもっとも懸念していて、
後悔した、その悔しさを未来に役立てるなら
後悔はかなり役に立つ。

それどころか、
何をどう後悔しているかを
よく観察し自分への理解を深めるほど
心に杭を打つことができるだろう。

2021.05.07.

思ってる以上に傷ついていたんだよね

傷ついてるのに
傷ついてることを自分に許さない人がいる。

傷ついている自分にさらに
追い討ちをかける人がいる。

傷つくことは誰だってある。
そうは見えない人たちだって傷を負っている。

あなただけじゃないし、
かすり傷も無数に受ければ
身体へのダメージは大きくなるさ。

だから、
傷ついていることは悪いことでも
ダメな証でもない。

痛みに許可を出そう。
傷の手当てをちゃんとしよう。