芯からの変化 vol.5481
人が芯から変わる時、
どう見ても本人は辛そうだ。
いや実際に辛い。
だって今までやってきた自分を否定しかねないし、
慣れ親しんだ生き方から離れ、
未知の世界に入っていくことだから。
痛みなくして成熟なしなんだよなぁ。
考え方によっては
適切な痛みを感じれるというのは
ありがたいことだね。
人が芯から変わる時、
どう見ても本人は辛そうだ。
いや実際に辛い。
だって今までやってきた自分を否定しかねないし、
慣れ親しんだ生き方から離れ、
未知の世界に入っていくことだから。
痛みなくして成熟なしなんだよなぁ。
考え方によっては
適切な痛みを感じれるというのは
ありがたいことだね。
TEM という質的研究法がある。
TEM図には選択しなかった方の選択肢も書き出していく。
『複線径路・等至性モデルの TEM 図の描き方の一例(荒川歩・安田裕子・サトウタツヤ)』によると
「TEM 図は,気づ きのためのツールであり、
複雑な人生の時間の 流れを、一旦手の平サイズにすることで、
対象者への理解を深めるプレゼンテーションのツー ルである。」
選択しなかった方の選択肢も書き出してみると、
選ばなかった他の選択肢も実にさまざまあって
今までの選択が妙であることがわかる。
この人生を選択してるってスゴイことなんだよなぁ。
自分が思っている「わたし」と
周りの人が感じている「あなた」には違うところがある。
自分が思っている「わたし」と
現実の「わたし」にも違っていることがある。
この開きが大きいと
人生にフィット感が感じられない。
どこか調整が必要だからこそ、
周りの人が「わたし」をどう見ているのか、
現実の「わたし」はどこに立っているのかを
冷静に見る必要がある。
意識的に向かいたい方向と違う選択をしてしまう時、
無意識的に向かいたい意欲や恐れに
意識が負けてしまっていることが多い。
なぜ、意識的な方より
無意識的な方が強いのか。
意識は自覚している分、制御が働いているが
無意識は自覚していないから
意欲だって恐れだって剥き出し、
露骨だからなんだ。
未熟でしかない感じがする。
未熟なわたしをどう成熟させるかと同時に
どう受け入れていくのかが大事だと思う。
ちょっとしたダメが
だんだんと大きなダメに繋がって
ダメな感覚に飲み込まれそうになる時がある。
そんな時はちゃんと自分に問わないといけない。
本当にそんなにダメなのか?
ダメな証拠はなんな?
友人が同じ状況だったらどう思うのか?
40代の頃は一生、
ピンヒールで走れる自分でいたいと思っていた。
特にコロナ後だけど
50代になってスニーカーばかりを履いている。
ベタ靴を履きながら「ラクが一番!」と思うたびに、
当時の自分を思い出す。
その年齢にはその年齢の理由があり、
その状態になると
その状態の考え方になるんだよなぁ。
拡散した後は収束に向かう。
すでに不要になったものを処分し、
モノも考え方も付き合いも少しづつ片付けていく。
収束は自然なことで、
次の拡散にとって大切なこと。
誰の人生にでも大変な時期がある。
乗り越えた経験は見えない力となって
あなたの中に積まれていく。
積んだものが薄っぺらければ薄っぺらい人に、
積んだものが厚くなれば
重厚な人に感じるものだ。
今年も折り返した!
すごいスピードで過ぎていくね。
さて、どんな年末を迎えようか。
前半を振り返って
後半をもっと良い時間にしていこう!