チャンスをつかむ時

2024.12.17.

付け足すより削ぎ落とす  vol.5864

先日、東京にいる娘と二人忘年会をしたんですが
ふら〜と入った小道に並んでいる和食屋さん2件の
どっちのお店に入るかで悩んでたんです。

片方のお店の入り口は
雰囲気のある感じで、

もう片方のお店は
普通のお家風の擦りガラスの
スライドドアなお店でした。

すると、
雰囲気のあるお店の方から
出てきた人が
悩んでいる私たちに

「こっちはマジシャンがいるよ!」

って言ったんです。

この一言で
マジシャンがいない店に
決定しました。

結果、選んだお店は
大当たりだったんですが
これって
大事じゃない⁉︎って感じたんです。

例えば、
ビジネスをやっていると

「ダメだったらどうしよう…」

って恐れがあるから
あれもこれも
足しちゃいがちなんですよね〜。

今回の和食屋さんのように
お食事を楽しむお店なのに
マジシャンがいるみたいな感じで。

「いろいろできます!」
って
「何もできません!」

同義語って言いますが、

シンプルでいられないって
「自信の無さ」みたいなものが
伝わってしまうんじゃないのかなって。

一方で、
これができます!
これで勝負してます!
的なものの方が

専門性っていうのかな
覚悟を感じるというか

「付け足す」よりも
「削ぎ落とす」って
大事なんだなぁと
改めて感じた出来事でした〜!

写真は娘との二人忘年会です!

2024.12.16.

昨年の今頃  vol.5863

昨年の今頃って何をしていたか覚えています?
私はハッキリ覚えています!
死んでたからです笑。

今年の1月8日に提出なのに
1ヶ月前の12月8日に担当教授から
一から書き直しと言われ汗、

昨年の今頃は
修士論文に四苦八苦してました〜。

アドレナリン全開で
乗り切っていた
時期だったんですよね。

アドレナリンで
乗り切っていいのか疑問ですが…笑。

昨日は
後輩の修士論文の
フィードバック会に
参加させていただきました。

提出1ヶ月前にして
もう仕上がってるんじゃないの???
と感じるほど
正直、みなさん優秀でした〜!

でも本人たちは
「これじゃダメなんじゃ?」と
焦っている様子で

そういう姿を見ながら

自分が見ている自分と
他者から見られている自分というのは
全く別物なんだなぁと

改めて感じていました。

これって
外的自己認識と内的自己認識
って言うんです〜。

自己認識には
外的と内的があって

外的とは
自分が周りからどう見られているかで
内的とは
自分が自分をどう見ているかなんです。

外的と内的とが近いほど
葛藤が少ないって言うんですね。

例えば
自分では「優しい自分」と思っていたのに
周りからは
「厳しい人」と思われていることを知ったら
「えーーーーっ⁉︎」って
びっくりしちゃいますよね。

「どこが厳しい?」って
考えちゃうじゃないですか。

外的と内的の違いがわかれば
対策も打ちようがあるんですが

周りからどう見られるかの
フィードバックを受け取る機会って
なかなか無いんですよね。

年齢が高くなると
その機会は
どんどん減っていくんですよ泣。

だから
昨日のフィードバック会では
思っている以上に
うまく進んでいることを
お伝えしました。

自分がどういう状態かって
自分が一番わかっている感じがしますが
実は周りの人の方が
クリアーに見えていたりするものです。

まぁ、この「自己認識」こそ、
昨年の私の修理論文の
テーマなんですけどね。。。

写真はどーしても食べたくなって
炊いた芋赤飯です!

2024.12.15.

紅葉神社 vol.5862

急に寒くなった福岡ですが、12月の半ばなのに
まだまだ紅葉真っ最中なんです。
燃えるような銀杏の木や真っ赤な紅葉が
あちこちみられます!

先日、
近くの紅葉(もみじ)神社を
訪れると

紅葉真っ最中で、
とってもきれいでした〜!!!

子どもの頃って、
自然に感動するって
今ほどなかったと思うんです。

もっと刺激の強いものに
惹かれてたというか。

年齢を重ねてやっと
自然の美しさを楽しむことが
少しだけ
できるようになってきた感じがします。

同じ「私」でも
年齢とともに
嗜好や考え方、
周りの見え方も変わるんですよね。

そう考えると
これからどう変化していくのか
年齢を重ねることが
ちょっと楽しみにも感じてきます。

老けることへの
抵抗感はあるんですけどね笑。

写真はその紅葉神社のものです。

 

 

2024.12.14.

即レスって…  vol.5861

先日、「仕事は続けるんですか?」と尋ねられ、
うまく答えられなかったんです汗。
普段、ぼんやりとしか考えてないことって
答えるのは難しいですよね笑。

「仕事を続けるのか?」
という質問には

質問する側に
何らかしらの気持ちが
あるんですよね。

 

例えば今回の質問で考えると
質問者から私が疲れて見えているとか、

質問者自身が
仕事をいつまで続けるかを
悩んでいるとか。

 

その部分を尋ねてみないことには
質問の意図にあった回答を
することはできないんですね。

しかし、
私たちは反応するように回答し、

相手にとってベストな返答どころか
自分にとっても
ベストじゃない返答をしちゃう。。。

 

そういうことって
ありません?

 

即座にレスポンスすることは
適切なタイミングでの反応で
相手に対する関心を示すことになり、

コミュニケーションの質を高める要素と
言われていますが

ベストな回答の即レスでなくて
いいんですよね。

だってベストな回答の即レスって
難しいじゃないですか笑!!!

即レスが
相手への関心を示すための
反応が目的なら、

「考えます!」や
「じっくり考えてお返事します」って

即レスするのが大事なんじゃないかって、

「仕事は続けるんですか?」に
即レスしたものの、
私の本意の回答じゃなかったなぁ…汗と
振り返りながら感じていました。

 

自動反応するように答えちゃって
後で後悔したことってありません?

どう思います?

 

写真は娘とふたり忘年会した際に
オーダーしたおにぎりです。

この時も
娘に「何でおにぎり撮るん?」って聞かれて
ちゃんとした答えをしてませんでしたね汗。
どーでもいいことはどーでもいいんですけどね笑。

2024.12.13.

干し柿完成で思うこと  vol.5860

干し柿、美味しく仕上がりました〜!
私はふわふわがお好みなので10日ほどで完成です〜!!!
やる前ってなぜか、大変さばかりを想像してしまうんですよね。

柿を干した時に
「実際にやってみることの大切さ」を
書きましたが、

大変そうで
重い腰が上がらない
というコメントも
結構いただきました。

今、あなたが難なくやっていることも
実はやっていない人から見れば

相当にすごいことを
やっているように
見られてるんですよね。

それと一緒なんですけどね。

一度やってみたら
簡単すぎて

「こんなんだったら
とっとと始めればよかった〜」

って思うことも
意外と多いんですよね笑。

私にとっての「干し柿」は
まさにソレでした〜笑!

出来上がった干し柿は
冷凍庫に保存すれば
いつだって美味しいが食べれます!

出来た干し柿のなかに
バターを入れたら
干し柿バター、

クリームチーズとか
あんこを入れて食べるのも
最高です!

今年もまだ2週間ほど残っています。
気になっていることがあれば
手をつけてみましょうよ!

きっと来年につながりますから〜!!

2024.12.08.

積極的不確実性  vol.5855

バランスボールに座ったことがあります?
不安定だから難しいんですよね〜笑。
不安定だからこそ体幹が鍛えられるんですって。

それって人の成長と同じだなぁ
って考えちゃいました。

 

心理学者ハリィ・ジェラットさんの
「積極的不確実性」という理論が
あるのですが、

彼は、

不安定を「問題」として捉えるのではなく、
「可能性や成長の入り口」として
受け止める視点を持つことが
人生を豊かにする

と説いています。

 

「不安定なバランスボールだからこそ
体幹が鍛えられる」と
似てるな〜って思いません笑?

変化が激しい時代と
言われている現代、

予測できない状況や不確実性の中で、
私たちは

「どうすればいい⁉︎」

と考え、答えを探します。

そのプロセスが
私たちの内面的な「体幹」を鍛えて

不確実性の中で
心のバランスを取ることで、

自分の感情や価値観に向き合う
チャンスが生まれると思うんですよね。

まるで
安定した椅子に座っているだけでは、
決して鍛えられることない力(体幹)を
手に入れることができる
バランスボールの効用と同じだなぁ〜って
考えていました。

不安定の効用ってあるんですよね〜!

2024.12.07.

恐れ…   vol.5854

最近、怖いと感じることが増えたように感じるんです。
子どもの頃は何度でも乗りたかったジェットコースターにだって
乗りたいと思わなくなってるし、

階段を駆け降りることも
手すりを持たないと
怖くなっちゃったんですよね。

きっと階段を
駆け降りることそのものも
今後は怖くなるんだろうな…
と思うんです。

これは歳をとったから
なんでしょうか⁈笑

還暦を過ぎた
ビジネスの先輩が
言ってたんですよね…。

「体力は維持できるけど、
難しいのは気力の維持」

って。

当時は全くわからなかったけど、
今は少しだけ
わかる気がします汗。

恐怖心か増したのが
年齢が増したせいなら

今後はもっと
恐怖心が増していく
はずなんですよね。。。

となると、
人生の中で今が1番、
勇気が残ってる
ってことになりますよね⁈

わ…そうなら、
「どんどんやらないとー!!!」
って思っちゃいます。

勇気が残っているうちに
動かないと、
なーんもせんく
なっちゃいそうだから汗。

何でもやりたがりーの
私だったのに。。。

年齢とともに
身体も心も変化するんですよね。

写真はすっかり色づいた銀杏です!

2024.12.06.

手放せば叶う!  vol.5853

息子がまだ赤ちゃんだった頃、3時間揺れても寝ないので
諦めてベットに置いてみたら、スースー寝て驚いたことがあります。
もういいや!って投げ出したら逆に叶っちゃったって経験、ありません?

揺れても寝ない息子を
ベットに置いてみたら寝た時は
心底おどろきました。

えーーーっ!
3時間も揺れたのに〜?!
置いたら寝るなんて…

努力と結果は比例しない!
とも感じた時でした笑。

「押してダメなら引いてみろ」って
別の方法を試してみようという意味ですが

結果が出ないなら
別の方法を試してみるって
大事なんですよね。

「これしかない」って
考えている時は
どこか思い込んでいる可能性が
あると思うんです。

「ダメでも粘る」というのは
「踏ん張る」とか「立ち向かう」といった
ポジティブな要素がある一方で

「固着」や「執着」といった
ネガティブな一面もあると思うんです。

ダメならとっとと諦めて
違う方法を試すというのも
大事なんですよね〜。

手放してみたら手に入った!
といった経験があったら
コメントで教えてくれるとうれしいです!

写真はコロコロ時代の息子と
昭和なメイクの私です恥。

2024.12.05.

お金の問題とダイエットの問題はダミー  vol.5852

「お金」と「ダイエット」は基本的に本当の課題ではないんです。
って書くと「えーーーっ、それで悩んでるのに…」という声が
今にも聞こえてきそうです笑。

本質的な課題を隠すための
「ダミー」課題なことが多いんです。

だから
解決するとまずいので
ギリギリなラインで
繰り返しちゃうんですよね。

ダイエットで言えば
病気と認定されるほどは
太らないけど
ずーっと気になっている
とか、

お金で言えば
生活に困窮はしないけど
目標までは届かない
とか。

本当に困るまで行かない
ギリギリのいい線で
課題として持ち続けている!

 

何を恐れているんでしょうね。

 

課題がなかなか解決しない。
解決してもすぐに元通り…。

を繰り返しているなら

お金やダイエットの問題が
解決してしまったら

一体、何が起こると
思っているかを
想像してみるだけでも

気づくことが
あるかもしれません。

写真はなぜか我が家の窓に貼られてる
スナフキンのクリップです汗。

2024.12.04.

底つき感  vol.5852

変わらなくちゃ…と思いつつもずっと変わらなかったのに
衝撃的な出来事と出会って一変しちゃうってありますよね。
それって「底つき感」とか「底つき体験」って言うんです。
「底つき体験」や「底つき感」は、
困難な現実に
やっと直面することから、
現実を受け入れることや
取組みを
はじめていく体験と
言われています。
例えば
ダイエットしなきゃ…と
思っていても
なかなかお菓子がやめれなかったのに
体重が大台をこえた瞬間に
お菓子をやめれた!
とかです笑。
ちょっとしたショックだと
改善策を
あれこれやってみる感じで、
どこか
「このままを維持して…」
「ちょっと改善すれば…」
「本気でやればできる…」
といった
事実への軽い否認や否定が
入っているんですが、
底つき体験は
「あぁ…このままじゃ本当にダメだな」
とがっくりと肩を落とし、
諦めて現実を受け入れざる得ない
といった感覚になります。
「底つき体験」は
現実の受け入れ、
変化のスタートラインに
立つ感じなんですね。
ちょっとしたショックだと
軽い落ち込みにつながりますが
大きなショックは
人生を変えるエネルギーになるんですよね。
もちろん、
精神的負担は
底つき感の方が
圧倒的に大きいので
底つき感を何に求めるか、
またその度合いにもよりますが
「精神的・社会的打撃が大き過ぎる」
「直面に耐えられない場合もある」
といった指摘もあります。
ただ、
心身の健康度が高く、
人生を変えたいと願っているなら
底つき感を得るって大事だなぁ
と先日、
クライアントが
まるで開眼するような
変化の様子を見て感じていました。
写真は明太パスタが
わんこに狙われている様子です汗。