2025.06.11.

もともと出来なかったことより うーんと辛い。 vol.6028

やれて当たり前だったことが
出来なくなるのは、
もともと出来なかったことより
うーんと辛いと思うんですよね〜。

できてた頃の自分と
比較しちゃうからなんですよ。

 

当たり前にできてた頃との落差が、
私たちを深く傷つけ、

「あれ〜こんなはずじゃなかった」って
自己肯定感が揺らぐんです。

新しい挑戦で失敗するのとは
全く違う、

 

喪失感。

 

 

エリクソンは
老年期(65歳以降)の発達課題を

「人生の最後に自己の生涯を振り返り、
達成感とともに喪失感や死への恐怖、孤独感と戦う」

って言ったんですが
それを思い出すんですよね〜。

「できなくなっている自分」と
「できたはずの自分」を
どう取り扱うかなんでしょうね。

 

 

写真は「富士山」ナンバーに驚いて
思わず撮ったものです。