もともと出来なかったことより うーんと辛い。 vol.6028
やれて当たり前だったことが
出来なくなるのは、
もともと出来なかったことより
うーんと辛いと思うんですよね〜。
できてた頃の自分と
比較しちゃうからなんですよ。
当たり前にできてた頃との落差が、
私たちを深く傷つけ、
「あれ〜こんなはずじゃなかった」って
自己肯定感が揺らぐんです。
新しい挑戦で失敗するのとは
全く違う、
喪失感。
エリクソンは
老年期(65歳以降)の発達課題を
「人生の最後に自己の生涯を振り返り、
達成感とともに喪失感や死への恐怖、孤独感と戦う」
って言ったんですが
それを思い出すんですよね〜。
「できなくなっている自分」と
「できたはずの自分」を
どう取り扱うかなんでしょうね。
写真は「富士山」ナンバーに驚いて
思わず撮ったものです。