親子のこと

2020.03.20.

2020年が明けた

お陰様で、我が家の受験生は二人とも
無事に合格しました。

本来、2月中旬には
全て終わっている予定だった受験は
不合格続きで1ヶ月の延長戦となり、
この1ヶ月の我が家の圧は凄いものがありました。

二人の子どもたちにとって、
圧の強い1ヶ月を乗り切ったことは自信にもなるでしょうし、
様々な面で深い意味があったのだろうと思います。

うまくいっているときは、誰でも穏やかです。
うまくいっているときは、人の言動にもあまり差を感じません。
違いが出るのは、苦境に立たされたときです。
余裕がなくなったとき、人の深い部分が表に出ます。

人は窮地に追い込まれた時に真価がわかるものです。
自分も、周りの人も。

子ども達は本当に多くの友人や良い大人達に恵まれ、
たくさん応援してもらっていました。
ありがとうございます!
ありがたい限りです。

我が家の受験生、重ねて年明けからは父の入院等に際して
私も多くの方々にご協力いただきました。
本当にありがとうございます。

さぁ!私にとってはこれでやっと2020年が明けた感じです。
今年も何卒、よろしくお願いします。

2020.03.13.

卒業式

息子も娘も無事に卒業。

全員マスク着用、時短、窓全開で行われた卒業式は
ある意味、印象深い卒業式となった。

教室に戻って卒業証書を受け取り、
友人たちと写真を撮ったりハシャグ子どもたち。

ピンクの袴姿の、
担任の先生のごあいさつは

「年甲斐もなくピンクですいません。
私は母一人子一人で育ってきて、
この袴は教師に合格した際、
母がお祝いに買ってくれたものなのです。」

から始まった。

人それぞれに歴史があり、
その人を思う親がいる。

息子も娘も良い先生に恵まれた。
ご縁は人生に効いてくる。
しっかり、感じるんだよ。

2020.03.11.

最後のお弁当

息子は高校3年間が残っているけど、
子どもたちの中、高それぞれ最後のお弁当は
入試のお弁当となった。

テンションが上がるようにと
大好きな肉巻き、茹で卵、
パリパリチーズにソーセージ…と
好きなものづくしで。

親はこんな思いだったんだなぁ。
泣きそうになる。

二人とも、
良い流れに乗っていきますように。

 

2020.02.29.

最後の送迎

私が福岡にいる日の朝は
学校まで歩いても10,5分の息子を中学校へ送り、
学校まで自転車で2,30分程度の高校へ娘を送っていくのが定番だった。

子どもを学校に車で送ることに対して
いろんな意見があるだろうが、
私にとっては非常に大事な時間だった。

送っていく理由にはもちろん、
二人ともなかなか起きず遅刻ギリギリな日もあったが
運転席と後部座席で視線を合わせないからこそ、
思春期真っ盛りの子どもたちと、
普段なら面と向かってはできない話ができた。

出張で家にいなことも多く、
福岡に居ても帰りが遅い私にとっては
送っていく車中のたった10分20分の会話が
非常にありがたく、
子ども達とつながる貴重な時間だった。

新型コロナの影響で
来週から学校はお休み。

我が家の中3、高3の子どもたちは
今日、登校したら後は卒業式のみとなる。
最後の送迎。

二人とも3年間、よくがんばりました!
気をつけていってらっしゃい!

2020.02.19.

無駄に生きてきた効用

私は時間とお金を無駄にして生きてきた。
そこには大きな自信があるし、
そんな自分を心から恥じてもいる。

受験した大学から不合格の通知が来るたびに弱気になり、
「たくさんのお金と時間をかけてもらったのにごめんなさい…」
と謝る娘。

えーっ⁈
ママがどれだけの無駄な時間とお金を費やして生きてきてると思ってる?
あなたの一年分なんで、ママに比べたら屁にもならない。

時間とお金を無駄に費やしてきた生き方がこんなところで役立つとは…。
私が無駄の塊で本当によかった^_^

2020.02.09.

1回も逃げなかった

最後の試験が終わった長女は清々しかった。
「この一年、一回も逃げなかった!
人生、初めてだよ!!!」
とこの1年やってきた自分に満足してる風だった。

のんびり屋の息子も
本当に行きたい高校の試験前から試験後の今も、
どんどん緊張が増している。
「結果がダメでも遊び開始が少し伸びただけと思おうと思う」と
本人なりに落ちた時の対処を色々考えているようだ。

子どもたちが予定していた試験は終わった。

合格してたらやってきたことが身を結んだということだし、
ダメならやってきたことが不十分だったということだ。

どちらにしろ、あなたたちがやってきた結果に過ぎない。
それだけのこと。

ダメかもしれないけど、
そうわかったときに考えましょ。

さぁ!結果が出るまで好きなことを
好きなだけやりなさい!

2020.02.04.

トンカツ入ってる?

受験の朝、
起きてきて一番に言った息子のセリフが
お弁当の中身の確認。

「眠れないとか、一切なかったっちゃけど…」と言いながら
テレビをつけてアニメを見る中学3年生。

そ、そんなに余裕があなたにあったっけ⁈

出ていくときも
「キットカット入れてくれたよね⁈」と
またまた食べ物の確認(汗)

自己責任を学んでいく最中と言っても…
頼もしゅうござんすm(_ _)m

2020.02.01.

10年後の自分から

先月は生きていたら77歳の母の誕生日があり、
母が亡くなって丸っと10年の命日もあった。

10年経つと随分と変わることがある。

当時、幼稚園生と小学生だった子どもたちは
今春、中学と高校を卒業する。

父は変わらず元気だけど、
加齢による衰えの露骨さは
10年の時の重さを感じさせる。

衰えの露骨さで言えば私も同じだ。
当時40代だった私は50代になった。

50代の私が40代の私を
若かったなぁと思い返すなんて、
チビ達が一丁前に高校生や大学生になるなんて、
父がこんなにもおじいちゃんになるなんて、
ぜーんぶ、全く想像できてなかった。

これから10年経ったら、
今をどんな風に思い返すんだろう。

2020.01.30.

タイプの違い

同じ受験生でも娘と息子の様子はまるで違う。

高3の娘はストレスが身体にも出るほど
ピリピリしているが、
中3の息子はのんびりしていると言うか…
見ていて腹立たしささえ覚えると言うか。

高3の娘は追い詰め型の満身創痍なら
中3の息子は呑気型の平穏無事な感じ。

二人の違いのひとつは
ギリギリを狙っているか、
比較的余裕なところを狙っているか。

目標のチョイスそのものに
それぞれの、そもそもの思考が現れていて、
ギリギリを狙うことこそ成長といった長子と
そんな長子を見て育った、
背伸びしない、安心してその場に居ることができる次子。

タイプの違いが明確化している。

まぁ大切なのは
自分のタイプや特徴を自分で理解して
どう補い、どう活かすかなんだよねぇ。

ふたりとも、がんばれ!

2020.01.21.

やっと反抗期?

この頃、とても横着な口の利き方をするようになった中3の息子。
受験だし、部活もないし、
ストレスがたまってるのかもしれないが
最近の反抗は反抗期のそれのように感じる。

といっても
まだまだ小学生的なところが残っていて
バラバラな様子が青年期って感じ。

しかし、どんどん成長してゆくなぁ。
中学が終わり、高校生になって…
どんどん彼らの人生になっていく。
どんどん見守ることくらいしかできなくなる。

嬉しいことだけど、
どこか、さみしいなぁ。