親子のこと

2024.12.12.

父の月命日  vol.5859

今年を振り返る時期になっていきますね。
先日は、5月に亡くなった父の月命日でした。

父を思う時に
思い出すエピソードは
いろいろあります。

バックパッカーから帰国した際、
私を見つけた時の笑顔や

独立しようか迷っている時、
「命までは取られん」
と背中を押してくれたことなど

イケイケの経営者で
いつも面白く
大好きな父でした。

今年も終わるし、
やっぱり全てに終わりが来ますね。

終わりを意識して
過ごしていきたいと
改めて思います。

今頃、父は先に逝った母と
美味しいお酒を飲んでいると思います。

月命日には
大好きだったバナナをお供えしました!

写真は私の七五三の時の父とのものです。
もう何十年の前のものです。

2024.11.26.

それぞれの世界ができている  vol.5844

私には男女のふたりの子どもがいますが、
最近は連絡をよこす気配もありません笑。
それぞれの世界ができてるんですよね。

小さい頃は
寝かせるのに

どれだけ揺れればいいんだ?!

と手首が腱鞘炎になりそうだったのに
いつの間にか
一人で寝れるようになっていました。

思春期になると

この険悪なムードや
反抗的な態度は
いつまで続くんだ⁈

と心がずーっと
ファイティングポーズだったのに

今じゃあ帰省するのを
心待ちにしています。

帰省してダラダラしている子どもを見ると
いつ一人暮らしの家に帰えるんだ?とも
思うんですけどね笑。

早く自立せんかなぁ?!と
思っていたのに

それぞれの世界ができて
それぞれの世界で頑張っている。

何事もずっとは続かないって
本当なんですよね。

渦中は想像できないんですが
何事も必ず終わりが来るんですよね。

終ってしまうと
ちょっとした寂しさを感じますが
続いているうちは
大変さしか感じない。

もうほんと、
人間ってわがままですよね〜笑。

写真は長女の七五三の時のものです。

2024.08.12.

傘寿  vol.5738

生きていれば父の80歳の誕生日。
傘寿のお祝いとなるはずだった初盆。

14年前の母の初盆とは違って
白提灯を用意することも、
会食をすることもなく
ただただ父の誕生日として迎える。
子どもたちが帰省して賑やかな我が家で。

私の時もこんな感じでお願いしたい。

2024.07.31.

点で見ていたら気づけない vol.5726

親子も夫婦も友達付き合いも長い時間のなかで
関係性や相手への気持ちは変化していく。

親子なら
親が子を育てていたり、
子から親が育てられていたり、
親が高齢になれば
親と子の役割が逆転したり。

夫婦、二人だけの関係から子どもが出来、
教育方針で衝突したり、
親の介護で団結したり、
頼もしかったり、頼りなかったり
優しかったり、冷たかったり。

点で見ていたら気づけないことだらけ。

2024.07.11.

息子が二十歳  vol.5607

先日は息子の二十歳の誕生日。
あれから20年が経っちゃったんだ(汗)

いつまでも終わる感じがなかった子育ても
いよいよひと段落。

私にやれることはやった!
さぁ!
自分の人生をどうぞ謳歌してください。

2024.07.01.

納骨  vol.5797

おかげさまで四十九日も終わり、
無事に納骨まで行うことができた。

お墓に行くと
父の友人たちがたくさん集まっていてくれて驚いた。

みなさん口々に
「お父さんにはとてもお世話になった」と
おっしゃっていた。

脳梗塞になり経営から退いて20年、
熊本を離れて14年も経つのに…。
父の生き様が見える1日だった。

2024.06.30.

息子とバッティングセンターへ  vol.5796

先延ばしにする、
物事を甘く見るという点において
相当よく似ている私たち親子。

息子が帰省した際、
買い物がてら一緒にバッティングセンターに。
バッティングセンターなんていつ以来だろう。

空振りに悔しがって
何度もチャレンジするところも似ているなぁ。

2024.06.05.

言っとけばよかった  vol.5771

アルバムから父との思い出を振り返って
気づいたことがある。

写真のほとんどが母と私たちなのだ。
撮られる側ではなく、撮る側に常にいる父。

それはまるで見守る父と、
見守られている私たちを象徴しているようだった。

加えて、
父と私のツーショット写真が中学生ぐらいから無い。

照れ屋な父だ。
なぜ私から「お父さん、一緒に写真撮ろう」と
言わなかったんだろう。

 

2024.05.19.

あと24ヶ月  vol.5754

私は今年56歳。

脳梗塞となって経営を退いたのは
父が58歳の時だからあと2年。
母がこの世を去ったのが68歳だからあと12年。

昨日、創業26周年日だったが、
終わりはいづれ来る。
何事も必ず終わる。

父の年齢で引退するとなればあと24ヶ月かぁ。
全てを出し切る気持ちでやっていこう。

写真は父が始めたお店。
裏にS44と書いてある。

2024.05.15.

人生、どこでどうなるかわからん 〜1〜 vol.5749

父の葬儀は家族だけで。
棺の横で実家のアルバムを開いて
わんやわんやと賑やかだった。

母や父に抱かれ満べんの笑みの小さい私。
白黒写真だけどね。

人生初めての東京出張(?)は小学2年生。
明治神宮で行われた書道の表彰式に
家族で行った時だった。

熊本生まれ、熊本育ちの父は
東京のお醤油の色の薄さとしょっぱさに引いていたのを
覚えている。