自分を深く学ぶ

2023.12.06.

記憶は曖昧  vol.5528

記憶は曖昧だ。

記録を見返すと
記憶との違いに驚く。

記録からは
記憶していたのとは違う話が出てきたり、
聞けば良かった…と後悔していたことを
ちゃんと聞いていたり。

記憶って当てにならないな。

2023.10.11.

関係性は天秤  vol.5573

関係性は天秤に似ている。

こっちが重くなって下がれば
あっちは上がるし、
こっちが軽くなると
自然とあっちが下がっていく。

関係性はバランスをとりながら維持されている。
つまり関係が維持できているということは
維持するために互いがうまく作用しているということ。

例えば、相手がある問題を抱えていて、
パートナーは相手のその問題を解決したいと思っているが
そのパートナーがいることで
その人の問題は維持されている
といったようなバランス。

2023.10.03.

未開拓エリア   vol.5565

誰にでも未開拓なエリアというのがある。
全てを知り尽くした人などいないのだから。

知らない世界を知る。
未開拓なエリアはとても興味深い。

それにどの未開拓エリアにつながるかは不思議だ。
望んでも繋がれない場合もあれば
望まないのにつながってしまう場合もある。

こういったことの全てが
あなたの人生を紡いでいく。

2023.06.11.

大きい魚の話  vol.5450

大きい魚を釣ることが
自分の夢だと全てを注ぎ込んで大きな魚を追いかけてきて、
60歳で大きい魚を釣り上げた時、
自分が生涯をかけてやりたかったことは
大きな魚を釣ることじゃなかったと知ることほど
虚しいものはない。

目指している大きな魚は
本当に生涯をかけて欲しいものなの?

2023.06.10.

本当の話をしよう。  vol.5449

わからないなら仕方ないが
わかっているのに本当の話をしないのはもったいなくないかい?

周りを誤魔化すことはできても
誤魔化している自分を自分は知っているものだよね。
そこが自分を苦しめているんじゃないの?

ダメで何が悪いの?
ダメなものはダメなんだ。
とっとと区切りをつけて次に向かおうよ!

2023.04.18.

なってみないとわからないものさ  vol.5395

20歳の時、理解できなかった30歳の気持ちは
30歳になると大体理解できる。

思春期の頃、親の気持ちなど分かろうともしなかったが
親になると痛いほど身に染みる。

学生の時、
教える側の気持ちは想像さえしなかったが
一度、教える側になるとよくわかる。

つまり、
私たちは経験しなければ
相手の状況をよくよく理解はできない。

ならせめて
相手の状況を理解できていないのかも
といった疑いを持っておきたい。

なってみないとわからないものだし、
なってみれば、大概同じように感じ、
同じようなことを選択するんだよなぁ。

2023.03.14.

佇まい  vol.5360

スゴイ人なんだけど、
周りを圧倒するような存在感はなく、
大きく包んでしまうような優しさが伝わってくる。

そんな自然な佇まいにノックアウトされてしまう。

やはり、その人の「在り方」が
その場に強く影響するんだよなぁ。

2023.03.10.

繰り返し思うこと  vol.5355

弊社のクライアントには
自分を深く学び続けている人が少なくない。

玉ねぎの皮を剥くように
一皮一皮向けていく興味深さやラクさを
実感しているからだろう。

長年付き合っていると
繰り返し登場する、
その人の枠組みのようなものがある。

それがその人らしさや
その人の思考パターンを表している。

私自身もそうだ。

竹内豊さんのあのCMのこと、
ブログに書きたいなぁと思って検索すると
2年前の私のブログが最初に出てきた。

そうか、2020年3月も同じようなことを
私は考えていたんだな。

2023.02.21.

戻っても同じ選択をする理由 vol.5238

私の大好きな友人が
「お金もないのに若気の至りで世界を旅して大きな借金を抱えた」
といった話をしてくれた。

世界を旅しなければ大きな借金をせずに済んだのに…と
彼は考えていたようだ。
返済し終わった借金と同じ金額を貯金できてたかもしれないとも
考えていたのかもしれない。

しかし、それは違う。

世界を旅しなくても
旅行以外のことで大きな借金を抱えていたかもしれないし、
借金はしなかったにしろ、きっと貯金はなかっただろう。

私たちはこういった誤解をしてしまいがちだ。

時間がもっとあったらもっといいものが出来ていたはずなのに…と考えるが
例え時間が増えてもクオリティは大して変わらないだろう。

例えば今感じている「もっと勉強していれば…」といった「後悔を
抱えたままに当時に戻れば、もっと勉強するだろう」というのもあり得ない。

実は当時と変わらない生活をするはずなんだ。
それは決して私たちがだらしないからじゃない。
その時のベストを選んでいるからなんだ。

その時のベストを選んでいるのだから
戻ったってベストの選択は変わらないのさ。

私たちはいつだってベストをやっている。

2023.02.07.

接続詞は面白い   vol.5224

使う接続詞によって次の言葉がある程度
規定されてしまうから。

例えば「私、昨日パスタ食べたんだよね。」と
言った後の接続詞で考えてみよう。

「それで?」と言われれば、
それでどうしたかといったその後の話をするし、

「だから?」と言われれば、
その後パスタを食べたことが
どう影響したかを探してしまうし、

「ということは?」と言われれば
まるで今日はパスタは食べたくないと
言わなければならない気がしてくる。

こういった接続詞の影響は自己内対話でも起こっている。
自分が使いがちな接続詞は
すでに結果を含んでいるのかもしれない。