チャンスをつかむ時

2025.12.28.

一つを終わらせる vol.6218

例えば、
足し算や引き算でつまずいていたら、
その先の掛け算や割り算には進めません。
“今の段階の課題” を越えない限り、
“次の段階の悩み” にもたどり着けないんです。

ビジネスでも同じです。
日々の仕事をきちんと達成できなければ、
次の大きな仕事はやってきません。

5合目をクリアするから6合目へ、
6合目を超えるから7合目へ進めるのであって、
今いる場所に止まり続けていたら、
その先の世界やそこでの悩みには
出会えないんですよね。

そして、
山の頂上に近づくほど
私たちは広い視野で世界を
見ることができるようになるんです。

 

そう考えると、
いま抱えているその悩みを、
“本当に持ち続ける必要があるか” を
一度、考え直してみてもいいのかもしれません。

一つが完了しないと、次には進めない。
つまり、こんなところで
いつまでも立ち止まっていられないはずなんです。

2025.12.27.

プレッシャーは敵か味方か  vol.6217

プレッシャーを感じている時は
プレッシャーさえなくなれば力がもっと発揮できるのに…
と思っていたのに、
プレッシャーがなくなると全然ダメというか、
やる気ごと失うんですよね〜。

プレッシャーに限らず
「これさえ無くなれば…」って考える時は
その「これ」が無くなっても
結果変わらないと言うか、
実は「これ」のおかげで助かってた!
ってことが多いんですよね〜。

良い悪いの話ではなくて、
人って案外「負荷」を燃料にして
動いていることが多いんです。
追い込まれているからこそ、
集中できたり、知恵が出たり、
「やらなきゃ」が背中を押してくれたりする。

だから、
「プレッシャーがなくなれば楽になる」と思っていたのに、
実際にそれが無くなると
“緊張と一緒にエネルギーも消えてしまう”
みたいなことが起こるんですよね〜。

もしかすると、
私たちは “問題をなくすこと” をゴールにしてしまっていて、
“どう生きたいのか/どう在りたいのか” に
意識が向いてないのかもしれません。


「私は何を大事にしたいのか」
「私はどんな自分で在りたいのか」

ここがはっきりしていると、
プレッシャーは“敵” ではなく
“味方” に見えてくるんですよね〜。

 

写真は日本酒の「PUG」です!

2025.12.26.

想像のパワー  vol.6215

アルコールを飲んでないのに
飲んだ時と同じように
酔っ払ったような感覚になるから不思議なんですよね〜。

たぶん、
「お酒」という液体の作用じゃなくて、
“雰囲気”なんでしょうね。

お酒って自制心を弱めるじゃないですか。
だから、安心というか解放感というか、
飲み会の場の空気に
普段の緊張感はないですよね〜。

その雰囲気に酔っていくんでしょうね。

だからって気分だけが酔っ払いじゃなく、
身体もアルコールを摂取したような感覚に
なっていくんですよ〜。

イメージや想像、そして環境。
それらが思っている以上に、
私たちに影響しているのかもしれません。

あっ!写真はアルコールが入っているお酒です。

2025.12.21.

軸  vol.6210

軸が定まっていれば触れないんですよね。
それは人生も同じだと思うんです〜。

何か出来事が起きたとき、
大きく揺れる人とそうじゃない人がいます。
その違いって、
「何を目指しているのか?」といった
明確な軸があるかどうか、なんだろうなと思うんです。

もちろん生きていれば
落ち込むことも、迷うこともあるけど、
軸があると大きく揺れすぎないというか、
早めに自分の中心に戻ってこられるんですよね。

竹のイメージに近いかもです。
揺れて、しなっても、折れずに戻ってくる。

軸なんですよね〜。

2025.12.20.

「思い通り」以上  vol.6209

元々入っていた予定の周りに
いろんな予定が埋まっていったのに、
その「そもそもの予定」自体がキャンセルになるってこと、
起こりません笑?

「なーんだ…」って一瞬、
肩の力が抜けるんですけどね、
そのキャンセルされた枠に、
もっと大事なアポイントが入る――。

これって
実は“けっこうある”なぁって
思うんですよね。

最初に予定していたものとは違うけれど、
結果的に
「前より意味があった」
「むしろこっちで良かった」的な出来事に
置き換わっていく現象ですね笑。

「思い通り」って所詮、
私たちの想像の範囲内ですから、
「思い通りにいかない」ってことは実は
もっと良い方向に進んでいるのかもしれません。

2025.12.19.

うまくいく人とそうでない人の違い  vol.6208

うまくいく人とそうでない人は
目的が違うんですよね〜。

うまくいく人は
自分の深いところの目的と
意識的な目的にズレがないんです。

一方で
うまくいかない人やそういう時は
ズレてるんですよね〜。

例えば、
資格試験はとっととパスして
資格を得たその先が大事です。

しかし、
資格試験の勉強を頑張っている自分が
目的になっていると
資格試験を受験することに
とどまることになるケースがあります。

いつの間にか
“勉強している自分” が目的になってしまっている。

これは資格試験だけの話じゃなく、
ダイエットでもビジネスでも起こるんですよね〜。

痩せて健康になりたい はずなのに
「ダイエットを頑張っている私」が通常運転となっていたり、
 事業で人の役に立ちたい のに
「忙しく働いている自分」にどこか満足していたり。

こうして、「行動」はしているのに、
「本来の目的」にはなかなか近づかないんですね。

いや、ある意味、
深いところでの「本来の目的」を
ちゃんと達成しているのかもしれません。

だから常に
“自分は何のためにこれをやっているのか?” を
確認する必要があるんですよね〜。

2025.12.18.

“焦り”の中にいると、 時間が見えなくなる  vol.6207

「この1年、何やってたんだろう?」
ふと、そんなことを思う瞬間ってありません笑?

あんなに時間があったはずなのに、
「もう時間がない」
「今さら間に合わない」
そう焦っているうちに、
気づけば数ヶ月が過ぎていて。

で、少し落ち着いて振り返ってみると
「あれ? 意外と時間、あったよね…?」
なんて思ったりするんですよね。

“焦り”の中にいると、
時間が見えなくなるんです〜。

だからこそ、
「もういいや!」って諦めるというか、
焦ることをやめた瞬間から
ちゃんと時間が見えるようになるんですよね。

確かに今年も残りわずかですが、
まだ2週間あります〜!!!

 

写真は、先日まで燃えるような黄色だった銀杏の木が
気づけば裸ん坊になっていたので思わず撮ったものです。

 

2025.12.17.

それ、環境のせいかもよ  vol.6206

集中力を考えると、
環境の大切さって本当によくわかりますよね〜。

「集中できない自分」に
問題があるように感じてしまいがちですが、
実は多くの場合、
環境の影響が大きんですよね。

周りがうるさい、
気になる情報が多い、
常に通知が入る。

こうした状態で集中しろと言われる方が、
むしろ無理な話です。

逆に言えば、
環境が整っただけで
驚くほどスッと集中できることもあります。

集中力は“意志の強さ”じゃなくて、
“設計できるもの”だという視点が大事なんですよね〜。

静かな場所に行く
スマホを物理的に遠ざける
やることを一つに絞る
時間を区切る

これらはすべて、
能力の問題ではなく環境調整です。

まず環境を変えてみる。

それだけで、
世界の見え方も、進み方も、
驚くほど変わることがありますから〜。

 

2025.12.16.

一歩前進してみる  vol.6205

超有名高校出身の人が、彼らの受験対策は、
分厚い参考書にじっくり取り組むことではなく、
まずは、薄い参考書で全体像をさらっと把握する。
そして、それを何度も何度も繰り返すんだ
って言ってたんです。

この話を聞いて、
「理解すること」への誤解というか、
思い込みが、かなり露わになるなぁ
と思ったんですよね。

私たちはつい、
「理解=深く掘り下げること」
「わからなくなったら、もっと前に戻ること」
だと思いがちです。

でも実は、
理解が“深まった”と感じるのって、
次の段階に進んだあとだったりしませんか?

一段、上に進んでみて振り返ると、
「あれ? 前、こんなに簡単だったっけ?」
って、急に楽に感じる。

あの感覚です。

難しい世界に入れば入るほど、
その一歩手前の世界が、
急にシンプルに、よく見えてくる。

そう考えると、
「ちゃんと理解してから次へ」ではなくて、
「一歩前に進んでみる」
という選択も、十分アリなんですよね〜。

2025.12.15.

今に居るって、意外と難しい  vol.6204

来週の予定を頭に浮かべながら
「今週はこれを終わらせておかないと…」と
手を動かしていたりしません?


実はこの時、
意識は未来に飛んでいるんですよね。

反対に、
「先週はああだったな」
「もっとあの時こうしておけばよかった」
と考えている時も同じ。

身体は“今”にあっても、
気持ちは過去を行ったり来たりしている。


これもやっぱり、
“今”にはいない状態です〜。

そう考えると、
今に居るって、意外と難しいんですよね。

ただ、
未来に行っていた。
過去に戻っていた。

と、気づけた時点で、
実は既に今に戻ってきていますから。

行ったり来たりして、
そのたびに「気づいて戻る」。

こういう繰り返しで、
十分なのかもしれませんね。