城ノ石ゆかりオフィシャルブログ
『思い立ったが吉日』

2025.11.24.

ネガティブな情報に 強く反応する  vol.6182

悪いことを伝えがちな占い師は当たりやすいと言われます。
人はネガティブな情報に
強く反応してしまう傾向があるからなんですね。

例えば、
「あなたは失敗しますよ」と言われると、
本来なら気にしなくてもいい小さな出来事まで
“ほら、やっぱり……”と結びつけてしまったり、

「人間関係でトラブルが起きます」と言われれば、
いつもの会話のズレや違和感を
必要以上に大きく感じてしまう。

つまり、言われた“悪い未来”を、
自分で強調し、育て、現実に寄せていってしまうんです。

ある意味、悪い予言って
“当たりやすい構造”になっているんですよね。

「できる未来」には努力が必要だけど
何もしなければ勝手に「できない未来」の方向へ
転がっていくじゃないですか。

私たちはネガティブに強く反応することを
意識しておきたいですね〜。

 

写真は南天です。
「難転」という語呂合わせから
「運気を好転させる」意味があるんですって。

2025.11.23.

回数をこなす  vol.6181

たくさんの課題に取り組むこと自体が、
結局のところ「難なく」を作り出すんだと思うんです。
算数がわかりやすいと思うんですが、
毎日、足したり引いたりしていると、
数字が自然と頭に入ってくる。
すると、
「計算しなくても見てわかる」領域が
広がるようになるんです。
これは勉強に限った話ではないと思うんですよ。
何が「売れる」のか、
どんな人が「信頼できる」のか──
これも、経験を積んでいくと
不思議なほど見えてくるものです。
観察して、試して、失敗して、またやって…を
繰り返すことで、
“勘のようなもの”が育っていく。
つまり、
この「難なく」は、
“積み重ねの産物”なんですよね。
もし今なにかに行き詰まっていたり、
「自分には向いていないのかな」と感じているとしたら──
それは単に、
“回数が足りていないだけ”なのかもしれません。
コツコツ続けた先には、
必ず「難なく」が待っている。
そう思ったら、もう少し頑張れそうじゃないですか⁉︎
写真はつばきです。
もう芽吹いてました!

2025.11.22.

ゴールの解像度を上げる  vol.6180

目標を達成するためには、
「ゴールを具体的な数字で描く」
この解像度を上げることがスタートなんですよね〜。

数字ってとても正直で、
逃げ場がないじゃないですか笑。

“なんとなく頑張る”とか“そのうちやる”じゃなく、
「いつまでに」「どれくらい」を決めた瞬間に、
目標はようやく
ハッキリ姿をあらわしてくれるんですよね。

たとえば、ビジネスで言えば、
「売上を伸ばしたい」より、
「今月あと◯◯万円、来月は◯◯件の成約」
と数字にした瞬間に、
やるべきことが勝手に浮かび上がってくるんです。

そして
数字にするだけで脳のスイッチが入る。

逆に言えば、
数字さえ置けば、
誰でも前に進める感じさえしてきます笑。

ある意味、数字って優しいんですよね、
次に何をすればいいのかを教えてくれるから。

2025.11.21.

本質的に生きる  vol.6179

本質的な自分を生きるって、
実はとても怖いことなんですよね〜。

私たちはどこかで “本当のところ” を
見ないようにして生きている。
だって、見なくても普通に生活はできてしまうし、
わざわざ向き合わなくても日常は回るから。

もし、本質の部分に気づいてしまったら、
生き方を変えなければならなくなるかもしれないし、
今までの自分を否定するような感覚がして、
そこに強い恐れを感じてしまうのかもしれません。

弊社の講座では「事実への直面化」を大切にしていますが、
ここでいう “事実” とは、まさにその本質の部分。
「私は、本当の本当のところでどう感じているのか?」
という心の声に向き合うことなんですよね。

冷静に考えれば、
本質に根ざして生きるのがいちばん強くて、
いちばん清々しいはずなのに、
なぜか私たちはそこから離れようとしてしまう。

それって、ちょっと不思議だなぁ、とも思います。

写真は色づいた紅葉です。
銀杏も紅葉も、まるで “冬に急かされている” ように色づいていってますね〜。

2025.11.20.

自分でちゃんと着陸する  vol.6178

私の父が脳梗塞で倒れて、
最後、父の会社を母と共に整理していったのですが
それはそれは大変だった記憶があります。

 

その経験から私は
「自分の会社は自分で閉じよう」
と決めたんです。

「終わり」って大事なんですよね〜。

自分で飛び立った飛行機です。
自分でちゃんと着陸して終わりたいって
思ったんですね。

 

父の会社の整理の手伝いをしていた当時は、
まだまだ私の子どもが小さかったり、
自分自身もたくさんのスタッフを抱えて経営していたり、
誰も住まなくなった実家の売却なども
いろいろ同時にやりましたからね。

実際に大変でしたし、
こんな想いは「自分の子どもたちにはさせられない」とも
強く思ったんですね。

だから、
私がやってきたことの処理は基本、
自分でやりたいんです。

 

『全てを処理して
ほぼほぼ何も残さずにこの世を去る。』

 

20年ほど前に
私が決めた目標のひとつはコレでした。

だいぶ進んできたような気がします!

2025.11.19.

“推し活”  vol.6177

こういうのを“推し活”って言うんですかね?!
私が尊敬してやまない北山忍先生がアメリカから戻ってきて
日本で講演なさるので全ての講演会に出席予定してるんです〜!

 

実は私、子どもの頃から
アイドルや芸能人に弱かったんですね。

小学校5年生のときなんて、
「たのきんトリオで誰が好き?」と聞かれて、
「誰がいるの?」と聞き返したほど(笑)。

だから誰かのコンサートを追いかけるとか
グッズを集めるとかには縁遠かったんです。

 

ただ今回、先生が日本で講演をされると聞いた瞬間、
「全部行きたい!」と、
まるでライブツアーを追いかけるファンのように
スケジュール帳に書き込みました!

 

私が北山先生に出会ったのは先生の1994年の論文でした。
「研究は世界や人生を変えるんだなぁ〜」と感動し、
先生の論文やご著書を次々と拝読したのを覚えています。

下記のリンクは
アメリカ心理学会の記事なんですけどね、
これを読むだけでもちょっと感動するんですよね。
https://www.apa.org/members/content/non-western-societies

 

こういうのを“推し”って言うのかどうか…
正直いまだによくわからないのですが、
もし自分にとって
「特別な光を放ち続ける存在」を推しと呼ぶなら、
まさに“推し活”だと思っています。

 

 

2025.11.18.

“見える範囲” が広がっていく  vol.6176

やり始めた時は全く気づかないことが
やり進めていくと
だんだんと見えてくるってありません?

例えば、
デスクの上を片付けると
消しゴムカスが気になるようになって、

それを片付けると
次はさらに小さな埃に気づくといった具合に
どんどん詳細になっていくんですよね。

手をつけると、
驚くほど “見える範囲” が広がっていくんです〜。

動いてみないと見えてこない世界があって、
行動を重ねるたびに、
「細部」がくっきりと浮かび上がってくる。

だから、
完璧な準備ができていなくても、
なんとなくでも、ちょっとだけでも、
まずは「手をつけてみる」ってすごく大事だなぁって思うんですよね〜。

 

写真はもみじです。
山の方では紅葉が進んでいました〜!

2025.11.17.

「死ぬ気でやる!」とは  vol.6175

昔はよく「死ぬ気でやれ!」なんて
言われてました〜笑!
今はこういう言葉は使っちゃダメなのかな?!

この言葉の実践方法が
やっと分かったことがあったんですね。

学生の頃、100m走をしていた時に
「後ろからライオンが追いかけてくる。
逃げ切らなかったら死ぬぞ!そう考えて走れ」って
言われたんですよ。

タイムは伸びました!

「この単語を10分以内に覚えないと死んでしまう
と考えて暗記して!」
と言われた時も、
単語が一気に頭に入りました。

想像力に寄るところはありますが
「これがきなかったら死んじゃう」と思うと
結構なことができるんだなぁって感じたんですよね。

まぁそれほど普段、
頑張っていると思っていても
どこか「緩いんだなぁ」とも感じたんですけどね笑。

 

 

写真はアジフライです。
肉厚でおいしかったです〜!

2025.11.16.

思い出は生き続ける vol.6174

先日は大変お世話になった方の命日でした。
いろいろ思い出すんですよね。

教えてもらったことや楽しかったこと、
アクシデントや感動したことなど、
「思い出は生き続ける」って本当だなと思いました。

“思い出”って、不思議ですよね。
その人がもうこの世界にいなくても、
ふとした瞬間に会話がよみがえったり、
表情や声が浮かんだりしますから。

まるで来月、
お会いする予定が入っている気さえしてくる時があります。

ただ、更新されないのが残念なんですけどね。

写真は雨の大濠公園です。
葉が色づき始めてました〜!

2025.11.15.

自分の“勝ち筋”  vol.6173

先日、ボードゲームに参加したんですけどね。
途中で、明らかに私が有利な状況になっていたのに、
自分ではまったく気づいていなかったんです。

そしたら、ギャラリーの人が
「勝ってますよ!」「もうすぐ決着つきますよ!」
と教えてくれて、
ようやく「あ、ほんとだ…!」と理解したんです。

当事者って、
意外と自分の“勝ち筋”に気づけないんですよね〜。

一生懸命やっているほど視野が狭くなるし、
目の前のことで精一杯になってしまうから、
大事なヒントやチャンスをスルーしてしまうことがある。

これって、ゲームだけじゃなくて、
日常でも同じだなと思うんです。

「そろそろ次のステージに行けそうなのに、
自分ではまだ準備不足だと思っている」
「周りから見れば上手くいっているのに、
本人だけが自信を持てていない」

そんな場面、誰にでもありますよね。

だからこそ、時々、外からの声に耳を傾けたり、
現状を少し離れたところから見つめ直してみるって
大事なんだと思います。

私たちは案外、自分の“勝ち”に気づかないまま、
まだまだ戦わなきゃいけない気でいるのかもしれませんね。

あっ!ギャラリーの方から最後に
「ゆかりさんがゲームに夢中になる姿がよかったです」と
言われたんですが、
そうなんですよ…こういうの、
すぐに前のめりになっちゃうんですよね〜笑。