2026.05.21.

自分を優先する罪悪感  vol.6091

自分を優先する罪悪感ってありません?

インドの列車の中で、修行に向かう日本人の方と
一緒になった時の話です。
当時、20歳だった私の、
理想と現実のギャップの話をしていたら
その方が
「人は神様みたいになれるのかな?」
と言ったんですよね。

「そんなわけないじゃないですか!」と
すぐに答えたんですが、
「それを目指してませんか?」
と問われたのを思い出したんです。

 

子どもの頃に、どこかで
「いい人=自分の欲や都合を持たない人」
「正しい人=いつも人を優先できる人」
「成熟した人=怒らない、嫌わない、断らない人」
みたいなイメージを持ってしまうことってありますよね。

それって、ある意味で
“人間”ではなく“神様”を目指している
感じなんだと思うんです。

だから、大人になってから、

「私は何を大切にしたいのか」
「私はこれは嫌だ」
「私はこの人とは距離を置きたい」
「私はこれ以上は引き受けたくない」

と考えようとすると、
まるで自分がわがままになったような、
心が狭い人間になったような、
冷たい人になったような罪悪感を感じる。

素直な子ほど、
神様みたいに、誰にでも平等に優しく、
いつも正しく、いつも寛大で、
何も傷つかず、何も求めずにいることを
無意識に目指しちゃうんですよね。

そう求める周りの人の期待に応えたい
と思っているのかもしれません。

でもそれはできない。

人間だから、疲れるし、嫌だと思うし、腹も立つし、
大切にしたいものに優先順位が出る。

だから、
「私は何を大切にしたいのか」と問うと
罪悪感が出るのは、
心のどこかにまだ、

“自分を優先する私は、いい人ではない”
という古い基準が残っているからかもしれない
って思うんですよね。

でも本当は、
自分を真の意味で大切にすることと、
人を真の意味で大切にすることは、
繋がっていると思うんです。

自分の境界線がわからないまま人に尽くすと、
あとで疲れが出て、
相手への恨みや妬みにつながってしまうことって
あるじゃないですか。

今ならわかるんです。

人の成熟って
欲や感情を消すことじゃなく、
それを持ったまま、どう誠実に扱うかを選ぶこと
なんじゃないのかなって。

神様になることじゃなくてね笑。

自分を大切にすることを考えて
罪悪感が出たときは、
「他者の期待に応えるのではなく、
自分の期待にどう応えていくかを学んでいる」
神様になるのをやめて、
人として成熟するトレーニングをやっている。

くらいに見てあげると、
本当の意味で自分に優しくなれる気がします。

 

 

写真の金平糖みたいな丸い花は
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)というらしいです。
よく見かけますが、初めて名前を知りました!

2026.05.20.

自分に厳しくすることと真剣さ  vol.6090

私、けっこう緊張しーなんです〜。
本番どころか、下手すると練習でも
力を発揮できないタイプ笑。

そんな自分をよーく見てみると、
「本番と思ってやらないと!」って
自分に語りかけてるんですよ〜。

学生の頃、よく部活で
「本番と思ってやれ!」って言われてたから
本番と思ってやること=真剣にやることだ
と誤解していたのかもしれません。

だから、練習するたびに、
心の中で小さな本番が始まるんですよね〜笑。

例えば、

「これ覚えてる?」
「これ、ちゃんとできる?」
「これで本番、大丈夫?」

みたいに。

でも、この問いかけ方って、
集中は生むけど、
同時に身体を固くするんですよね。

だから、普段からずっと
“試合本番の手前”みたいな状態になって
疲れてしまう。

そうしていると練習さえ、
だんだん嫌になってくるんですよ〜。

考えてみると、なにか変ですよね。

“学んでいる”つもりで、
内側ではずっと“審査されている”感覚になっているって。

本番に弱い人は、
普段から自分の中で
本番をやりすぎているのかもしれませんよ。

 

写真はいただいた夏みかん?です。
甘さの中に酸味があって、美味しかったです!

2026.05.19.

1週間のパワー  vol.6089

1週間って、思っている以上にパワーがあるんですよね。
「たった1週間続けたくらいで、何が変わるの?」
と思いがちですが、実は1週間続けた時の変化って、結構パワフルです。

たとえば運動なら、
最初は筋肉痛で階段を降りるのもつらかったのに、
数日経つと少しずつ身体が慣れてくる。

学習なら、
最初は何を言っているのかさっぱりわからなかったものが、
「あ、これは前にも見た」「ここは少しわかる」
という部分が出てくる。

初めて行く場所だってそうです。
1日目は緊張して道もわからなくて、
どこに何があるのかも不安だったのに、
1週間通えば、
そこは少しずつ“知らない場所”じゃなくなっていくじゃないですか。

1週間って、すごいですよね。

最初は抵抗があったことも、
繰り返しているうちに、だんだん慣れていく。

もちろん、
1週間で劇的に人生が変わるわけではないんですが、
「自分の中の感覚」は確実に変わります。

できない。
わからない。
慣れない。
怖い。
面倒くさい。

そう思っていたことに対して、

「あれ?少しマシかも」
「前より抵抗が少ないかも」
「もう一回くらいならできるかも」

そんな小さな変化が起きる。

その小さな変化が
大事なんだと思うんですよね。

何かを始める時、
私たちはつい大きな結果を求めてしまいます。

痩せたい。
英語を話せるようになりたい。
仕事を変えたい。
自信をつけたい。
人生を変えたい。

でも、いきなり大きく変わろうとすると、
心も身体もびっくりしまちゃいます。

だからまずは、1週間。

人生を変えようとしなくていいし、
完璧にやろうとしなくてもいいし、
毎日すごい成果を出そうとしなくていい。

ただ、1週間だけ続けてみる。

散歩を1週間。
早起きを1週間。
日記を1週間。
片づけを1週間。
自分を責めない練習を1週間。

それだけで、何かが少し変わります。

1週間前の自分と、今日の自分。
ほんの少しでも違っていたら、それはもう変化です。

そして、その変化に気づけたら、
「じゃあ、もう1週間やってみようかな」
と思えるかもしれません。

続ける力って、根性だけで作るものではないんですよね。

少しわかること。
少しラクになること。

その感覚が、「またやってみよう」と
思わせてくれる。

だから、何かを始めたい時は、
一生続ける覚悟なんていらないんだろうと思います。

まずは1週間。
でも、その1週間には、前進する力があります。

2026.05.18.

創業28周年  vol.6088

本日、弊社は創業28周年を迎えました。
28年って…ずいぶん年齢を重ねたな〜と思います笑。
順風満帆と思えるときもあれば、
「なんでこんなこと始めちゃったんだろう」
って思った日も正直、
たぶん数えきれないくらいあります笑。

28年間、別にいつもいつもポジティブに
やってきたわけでもないんですよね〜。

迷って、落ち込んで、疲れて、嫌になって…。

それでも続けてこられたのは、
大きな決断をしてきたというより、

「あとちょっとだけ、やってみよう」
「ちょっとだけ、向き合ってみよう」

そんな「ちょっと」が意外と効いてる感じがします。

諦めると決める前の3秒。
これでいいのか?と考える3秒。
本当はどうしたいのか、自分に聞く3秒。

その3秒が、
少しずつ積み重なっていく。

そんな思いを動画にしてくれました!
https://youtube.com/shorts/cRZhENNuxYU

 

29年目もよろしくお願いします!

2026.05.17.

苦手と得意の違い  vol.6087

得意なものとそうでないものって、
やっている時の自分への声かけが違うんですよね〜。
得意分野だと自分に対する言葉がけが、わりと優しいんです。

「よくやってる」
「小さいけど、ちゃんと結果が出てる」
「前より少しうまくなってる」

そんなふうに、ちゃんと自分を労っていたり、
少し先の希望に目が向いていたりします。

だから、たとえうまくいかないことがあっても、
「まあ、こういう時もあるよね」
「次は少し変えてみよう」
と思いやすい。

でも、苦手意識のあることになると、
急に自分への語りが厳しくなるんですよね。

「こんなんで本当に大丈夫なの?」
「全然、進歩してないじゃん」
「またできなかった」
「やっぱり向いてないのかも」

そんなふうに、まだ結果が出ていない部分ばかりを見てしまう。

本当は少し進んでいるのに、
その小さな変化を感じ取る前に、
自分で自分にダメ出しをしてしまうんです。

これって、結構大きいなと思うんですよ。

だって、
同じように努力していても、
自分にどんな言葉をかけているかで、
感じ方がまったく変わってしまうじゃないですか。

得意なことは、
前に進んでいる実感を拾う言葉かけなのに
苦手なことは、
できていない証拠ばかりを拾う言葉かけなんだから。

もしかすると、
苦手だから否定的な言葉が出るのではなくて、
否定的な言葉をかけ続けているから、
ますます苦手に感じてしまうのかもしれません。

もちろん、苦手なものが
急に得意になるわけではないですが、
自分への語りかけを少し変えるだけで、
続ける苦しさは、変わる気がします。

「全然できてない」ではなく、
「昨日より少し慣れたかも」

「これで大丈夫なの?」ではなく、
「今はまだこれくらいでいい」

「また間違えた」ではなく、
「ここがわかれば、次は少し進める」

そんなふうに、ほんの少しだけ
自分にかける言葉を変えてみる。

自分を甘やかすというより、
ちゃんと見てあげる感じです。

できていないところだけではなく、
やったことも見る。

進んでいないように見える時でも、
そこから逃げずに
踏みとどまっている自分、
不安になりながらも、
続けようとしている自分を見る。

苦手なことに向き合っている時ほど、
なぜか私たちは自分に厳しくなりがちです。

でも本当は、苦手なことをやっている時こそ、
いちばん労いが必要なんですよね。

「よくやってる」
「ちょっとだけど、進んでる」
「今はまだ実感しにくいだけかも」
「向き合っているだけで、十分すごい」

そう言ってみるだけで、
心の中の空気感が少し変わるかもしれません。

と考えると、苦手を克服する第一歩は、
もっと頑張ることではなくて、
自分への語りかけに気づくことなのかもしれませんね。

自分にどんな言葉をかけているのか
その声に耳を傾けてみる。

そして、もしその声があまりに厳しかったら、
得意なことをしている時の自分の声に近づけてみる。

それだけで、苦手なこととの関係が、
変わり始める感じがします。

2026.05.16.

恐れの活かし方  vol.6086

自分が恐れていることを認めた瞬間、
恐れは形を持つんですよね〜。
恐れが輪郭を持ったら、もう“正体不明の脅威”ではなくなるんですよ。

こうなると人は

恐れに向き合うのか
距離を取るのか
それとも、別の道を選ぶのか

選択できるようになります。

つまり、恐れを認めることは、
主導権を取り戻すための行為なんですよね。

それに、
多くの人が恐れているのは、
実は、失敗そのものでも
成功でもなかったりします。

恐怖を認めたその先に、
「自分がどうなってしまうのか分からない」
という不確実さに、
私たちはそこに強く反応し、争い、
消耗しています。

だから、
恐れを曖昧なままにするんですね。
曖昧であるほど、
行動しなくて済むから。

恐れを言葉にした瞬間、
逃げ場はなくなります。
ですが同時に、可能性も開かれます。

恐れとは本来、
進むべき方向を示すサイン
でもあると思うんです。

もし、停滞感を感じているなら、
そこには、まだ言葉になっていない
恐れがあるのかもしれません。

 

写真はGWでピザを焼いてもらった窯です。
美味しかった〜!!!

 

2026.05.15.

父の三回忌  vol.6085

先週、父の三回忌でした。
あれから2年経つなんて不思議な感覚です。
昨日のことのような、もうずいぶん昔のことのような。

生まれ育った熊本に戻るのも久しぶりです。

九州新幹線が通ったおかげで
博多から40分程度で帰れるようになり
昔よりずっと近くなったはずなのに、

両親がいなくなってから、
やっぱり熊本は少し遠くなりましたね。

 

写真は熊本駅近くの小学校。
遊具?の板がくまモンでした!

2026.05.14.

出来るようになっている実感がないとき  vol.6084

毎日続けていても、出来るようになっている実感が
少ないことってありません?
例えば、筋トレしてても目に見えた変化がないとか、
勉強をしているのに点数が目に見えて上がらないとか。

頑張ってる感と能力向上に
ズレがある状態。

そうなると結構、揺れると思うんですよね〜。
本当にこれをやってて向上するのか?
やり方は間違ってないか?って。

こういったときの不安って
できないから不安というより、
本気で変わりたいから不安なんですよね〜。

理解することとやれることには
ギャップがあるじゃないですか。

特に成果に結びつくのに時間がかかるものは
この、目に見えて結果が出ない自分との
向き合い方が大事だったりします。

もっと追い込むというより
この停滞感込みで前進している
と理解することなんですよね〜。

だって
「今までの努力の仕方では足りないのかも…」と
感じているわけですよね。
ある意味、とうとう
本当に変わり始めるドアの前に
立てているようなものなんです。

さらにアクセルを踏むより、
少し休んでもいいかも知れません。

人は休んでいる間に、
整理や定着が進みますから。

 

写真は、お店はお休みだったんですが、
通り沿いの大きなアーチ窓の向こうにきれいな花が飾られていたものです。

2026.05.13.

黒いてんとう虫  vol.6083

緑の葉の中に、小さな黒いてんとう虫を見つけました。
てんとう虫といえば、赤い体に黒い点というイメージがだったので、
最初は「ん?」という感じでしたが、調べてみると、
てんとう虫にもいろいろな種類があるようです。

その黒いてんとう虫を見ていたら、
『みにくいアヒルの子』を思い出したんです笑。

赤い点がないから、普通と違う。
黒いから、てんとう虫らしくない。

もし虫にそんなふうに
自分を周りと比べる気持ちがあったら、
落ち込んだりするのかな、なーんて。

でも、虫たちは自分の姿を見ることもないし、
周りの虫たちも「あなたは普通と違う」なんて
きっと思ったりしないんだろうなと笑。

同じてんとう虫にも、
赤や黒といった
いろんな姿があるんだなと思うと、
ちょっと人間みたいに思えてきました。

2026.05.12.

出来る人の普通を知る  vol.6082

出来ている人の「普通」を聞けるのって
めちゃくちゃ参考になりますよね。

これくらいの所要時間ができる人の普通で、
これくらいの能力ができる人の普通なんだと
わかるだけで
目標が見える感じがしません?

そうなるようになるには
何をどうすればいいのかが
わかるじゃないですか。

できれば、最初っからできた人より
最初は出来なかったけど
出来るようになった人の話は
本当にありがたいです!

きっと通る道が似ているはずですからね。

そう考えると、
私たちの悪戦苦闘もいづれ、
誰かの役に立つかも知れません。

 

写真は福岡城のお堀のハスです。
五月晴れの中、咲いてました〜!