2021.06.16.

「そうしたい」と「そうしなければならない」は違う。

wantとmustの違いは思っている以上に大きい。

だけど、
mustをwantと誤解していたり、
本人が自分のmustに無自覚なことも多い。

wantもmustも
同じような強い思いではあるが、
mustは脅迫的だ。

だから、願いが叶わなかった時に違いがハッキリする。

当然、wantだろうがmustだろうが
叶わなければ落ち込むし、がっかりもするが
wantはいずれ諦めがつく。
「仕方ない」を受け入れることができる。

しかし、mustは少し違う。
どこにも行き場のない絶望感を感じる。
この世の終わりのように感じるかもしれない。

なぜなら、mustの脅迫的さは、
生きるための「支え」や「基盤」を求めていて、
希望の範囲を超えて、
自分の存在価値を得れるのか失うのかといった
重大な案件になってしまっているからだ。

つまり
それほどセルフが脆弱であることを物語っていて、
取り組むべきはこの「セルフの脆弱さ」であるということに
本人が気づく必要がある。