父の日
父の日は仕事で施設に行けないので
大好物のバナナと小さなケーキを持って
数日早く、父の施設へ。
イケイケな創業経営者で
仲間との呑みごとが大好きで
私にとっては大胆な印象の父は
2本のバナナを大層、喜んでくれた。
糖尿もあるので
普段、カロリー管理された食事に
ストレスが溜まっている。
脳梗塞になってから14年も経ってるのに決して、
糖尿食に慣れようとはしない。
今の父にとっての「自由に生きる」ことが
「自由に食べる」ことのよう。
お腹いっぱい好きに食べることを
諦めきれない。
諦めないことが彼の生きる意欲の元で
諦めないことが彼のストレスともなっている。
何事にも両面あるが、
今の父は選んではない。
食べれないこと=ストレスだと思い込んでいる。
俺はこんなに我慢できている!と
プライドにしてくれたら、
娘としてはホッとするんだけど。