『わからない自分』=『ダメな自分』という思い込みの弊害
一般にNGと言われることと自己価値が直結していて
自分を健全にジャッジできてない人は少なくない。
例えば、
『わからない自分』=『ダメな自分』
『できない自分』=『価値がない自分』
といった具合に。
そういった人は評価基準が曖昧なため、
他者の評価もできないケースが多い。
そんな人が部下を持ったら
上司に部下の評価を尋ねられても
「ボチボチです。」とか「頑張ってます。」と
明確な返事ができない。
なぜなら、悪い評価は部下の価値を落としかねないと
危ぶんでいるし、
他者をジャッジするなんて人としてどうだろう…と
さらに間違った思い込みを発動してしまっているから。
そんなことをしていると感じたら、
整理して理解する必要がある。
『わからない自分』=『わからない部分』であって
あなたの価値とは直結しない。
むしろ、あなたには価値があると思っているからこそ、
わからない部分を明確にして
わかるように働きかける必要があり、
『できない自分』も『できない部分』であって、
その人に価値があるからこそ、
『できること』にする為にできない部分を
はっきりさせて取り組む必要がある。
誤解しないでほしい。
『ダメなところ』は『ダメな部分』で
かつ、
『今』ダメなところであって、
未来もずっとそうとは決まっていない。
『わからない』『できない』を仕舞い込むのではなく
『わからない』『できない』をしっかり観て、
『わかる』『できる』へ変える取り組みをやってみようじゃないか。