2018.02.11.

時間の余裕は気持ちの余裕に直結する

時間に余裕がなくなると
心にも余裕がなくなる。

つまり
時間の管理は心の管理の一部を担う。

時間に余裕があるだけで
心にも余白ができやすくなる。

時間の余裕を作るためには
時間を把握することと、
空白を恐れないことの二つが必要だ。


時間を把握する

まず、時間を把握するためには
かかる時間を知っていることが大事で、
体感覚と実際の時間の差がないことが望ましい。

会社まで30分かかるから
8時までにつくために
7時半には家を出るといったこと。

テスト範囲を
稼働日数や時間で割って
ペースを把握していたのと似ている。

当前のことに感じるだろうが、
山盛りの食器を洗うのは
時間がかかって嫌だと思っていたが
取り掛かったら実質、
10分程度で終わったということはよくあること。

実際にかかる時間を把握する必要がある。

人生は時間だ。
かつ有限ときている。

自分が集中出来る時間は90分で
その後15分の休憩を入れると
さらに90分集中出来るといった
自分を最大に発揮するための時間を知る事も大切だし、

予定通りには進まないことを視野に入れた
余白を入れ込んだ上で
さて、私たちにどれくらいの残り時間があるのか、
何かを成すには充分なのかそうでないのかといった
全てにおいて時間がかかる
ということを考慮に入れることは大切だ。


空白を恐れない

スケジュールの空白を恐れる人がいる。

これが二つ目のポイントとなるのだけど、
手帳に空いた時間があることに
恐ろしさを感じる。

なぜそうなるのかというと
予定が詰まってないと
必要とされていない感じがする。

努力していない感じがして、
自分のダメさに触れてしまう。

つまり、
元々ダメな自分だといった認知があるのだけれど
それに直面化するのは怖いので、
忙しくすることで
そのソワソワした感覚を避ける。

予定をびっしり入れることで
自分に対処している。

対処なので何も解決しない。
それどころか
忙しさに疲弊していく。

疲れはあなたをイライラさせる。

イライラは成長どころか、
本来の力さえ発揮できる状態から遠い。

力を発揮出来てないので、
更に自分がダメに思えてくる。

自分がダメに思えるから、
もっと頑張らなければ!と
更にスケジュールをびっしりにし…
といった負のスパイラルにはまっていく。

自分に辛く当たることと
成長を混同している人は少なく無い。

決してそうではない。

そんな自分に気づいたら
立ち止まる勇気が必要だ。

今まで走り続けてきたのだから、
また走り出すことは
いつでも容易に出来る。

だからこそ、
やったことがなかった
一時停止の練習が必要となる。

疲労は蓄積される。
1日の寝不足なら翌日リカバーできても
3日寝なければリカバーには
それ相当の日数が必要となる。

リカバーにかかる時間は
あなたが走り続けた時間に寄る。

つまり、
何を成すにも、
自分の力を発揮するにも、
リカバーするためにも、
全てにおいて時間がかかるということを理解し、
余白を考慮しておく必要がある。