2017.10.26.

手紙

1月26日消印の手紙が届いた。

開封してみると
手紙の送り主はラジオを聞き、
私を検索して、
手紙を送っていただいているよう。

しかし、
検索で引っかかったページが
福岡県男女参画共同センターだったようで
手紙の宛先は弊社ではなくセンターになっていた。

センターの方が私に転送してくださったが
弊社が移転していたために行違い等々があって
9ヶ月後の今、私の手元に届いたらしい。

手紙には
・病院に長いこと入院していること。
・ラジオを聴いてすぐに手紙を書いていること。
・手紙を書きたくなった理由など
が書かれていた。

裏書きの住所は病院になっている。
返事が来るのを待っていてくれたかもしれないし、
長いこと時間が経っているから忘れているかもしれない。
いや、
とっくに退院して
私の返事の手紙が行方不明になるかもしれない。

ただ、こうやって想いを手紙にしてくださったことが
嬉しくて嬉しくて。返事をだした。

 

私は20歳の頃、
資料請求していた資料がポストに届いていたのを見て
ポストの前で泣き崩れたことがある。

ただの資料なのに
繋がっている感じがして、
どう生きていいかわからない孤独の中にいた私には
心底うれしかった。

手紙を送っていただいた方にとって
私の9ヶ月遅れの返事が
そんな手紙になるかもしれない。

どうか、どうか無事に届きますように。

追伸
福岡県男女参画共同センターの方、
何度も転送いただき、お手間お掛けしました。
無事に私に届いております。
ありがとうございます。