2016.11.25.

未処理の感情…essence3

未処理の感情に触れた時、
思い出すような場面に遭遇した時、
身体反応に現れることは多々あります。

汗が急に出る、
ドキドキそわそわする、
身体が硬直した状態になる、
涙が溢れる、
怒りが湧いてくる、
逃げだしたくなる…などです。

自分で振り返っても理由がわからないことも多いです。
なぜだろう?どうしてだったんだろう?
ただ、ハッキリと言えるのは
いつもと違う。何かが違うということ。

 

これが未処理の感情を探り当てるヒントとなります。
感情は身体です。
リラックスした心は身体も緩めますし、緊張は身体を硬直させます。
身体からあなたの心模様を探ることが可能なのです。
まず大切なことは、どんな時に、どんな場面でそれが起こったか?です。

大声で怒鳴っている人がいた。
50代を過ぎたおじちゃんだった。
年始年末の番組を見ている時、家族団らんのリビング、キッチンで一人でいる時、暗闇、閉鎖的な場所、ゴールが見えない迷路、スーパーのひんやりした空気…。

人それぞれですので、
心拍数が上がる、なぜか近寄りたくない、動悸が止まらなくなったなど、
身体反応が起こった時が、未処理の感情の在り処を教えてくれています。

今のあなたは既に当時のあなたとは違う。

丁寧に振り返ってみましょう。
当時は対処不能だったことも、今なら取り扱えるかもしれません。
もし、やっぱり無理なら見なくてもいいのです。

タイミングは必ず訪れます。

次は、未処理の感情の処理の仕方に進みます。