トンカツ入ってる?
受験の朝、
起きてきて一番に言った息子のセリフが
お弁当の中身の確認。
「眠れないとか、一切なかったっちゃけど…」と言いながら
テレビをつけてアニメを見る中学3年生。
そ、そんなに余裕があなたにあったっけ⁈
出ていくときも
「キットカット入れてくれたよね⁈」と
またまた食べ物の確認(汗)
自己責任を学んでいく最中と言っても…
頼もしゅうござんすm(_ _)m
受験の朝、
起きてきて一番に言った息子のセリフが
お弁当の中身の確認。
「眠れないとか、一切なかったっちゃけど…」と言いながら
テレビをつけてアニメを見る中学3年生。
そ、そんなに余裕があなたにあったっけ⁈
出ていくときも
「キットカット入れてくれたよね⁈」と
またまた食べ物の確認(汗)
自己責任を学んでいく最中と言っても…
頼もしゅうござんすm(_ _)m
先月は生きていたら77歳の母の誕生日があり、
母が亡くなって丸っと10年の命日もあった。
10年経つと随分と変わることがある。
当時、幼稚園生と小学生だった子どもたちは
今春、中学と高校を卒業する。
父は変わらず元気だけど、
加齢による衰えの露骨さは
10年の時の重さを感じさせる。
衰えの露骨さで言えば私も同じだ。
当時40代だった私は50代になった。
50代の私が40代の私を
若かったなぁと思い返すなんて、
チビ達が一丁前に高校生や大学生になるなんて、
父がこんなにもおじいちゃんになるなんて、
ぜーんぶ、全く想像できてなかった。
これから10年経ったら、
今をどんな風に思い返すんだろう。
同じ受験生でも娘と息子の様子はまるで違う。
高3の娘はストレスが身体にも出るほど
ピリピリしているが、
中3の息子はのんびりしていると言うか…
見ていて腹立たしささえ覚えると言うか。
高3の娘は追い詰め型の満身創痍なら
中3の息子は呑気型の平穏無事な感じ。
二人の違いのひとつは
ギリギリを狙っているか、
比較的余裕なところを狙っているか。
目標のチョイスそのものに
それぞれの、そもそもの思考が現れていて、
ギリギリを狙うことこそ成長といった長子と
そんな長子を見て育った、
背伸びしない、安心してその場に居ることができる次子。
タイプの違いが明確化している。
まぁ大切なのは
自分のタイプや特徴を自分で理解して
どう補い、どう活かすかなんだよねぇ。
ふたりとも、がんばれ!
この頃、とても横着な口の利き方をするようになった中3の息子。
受験だし、部活もないし、
ストレスがたまってるのかもしれないが
最近の反抗は反抗期のそれのように感じる。
といっても
まだまだ小学生的なところが残っていて
バラバラな様子が青年期って感じ。
しかし、どんどん成長してゆくなぁ。
中学が終わり、高校生になって…
どんどん彼らの人生になっていく。
どんどん見守ることくらいしかできなくなる。
嬉しいことだけど、
どこか、さみしいなぁ。
昨年のXmasは
「家族全員で過ごす最後のクリスマスになるだろう」
ということで、
中3、高3のすでに大きな子ども達なのに
寝た後、枕元にプレゼントをそっと置いてみた。
朝から娘は
「18歳でもXmasプレゼントもらえるんだ。18年間ありがとう」
と驚いていた。
娘へのXmasカードは写真を挟むタイプだったので、
子ども頃の写真を探していたら、
可愛いチビたちの姿がたくさん!
あぁ…こんなにもたくさんの幸せを
既に子どもたちから十分にもらってたんだ…。
「親孝行は3歳までに終わる」と言うけど、
こうやって振り返らないと気づけないもんだね。
こちらこそ、ありがとう!
この18年のすべてがあなた達からのプレゼントだよ。
大学受験の娘を見ていると
私たちの受験の時とは模様が違う。
例えば
私立の大概の大学は現地に行かなくても
福岡での地方受験が可能だ。
受験のエントリーはインターネットだし、
振込はカード決済でOK!
私たちの頃、浪人生は少なくなかったが、
今はそんなに居ないらしい。
『大学受験』といっても時代によってかなり違うし、
きっとこれからも変わっていく。
自分の経験だけをもとに考えていると全然違ってしまう。
そんな一元的な見方が偏りを生むのは
「受験」に限ったことではないけどね。
中3、高3の子ども達は
それぞれの学校最後の新学期が今日から始まる。
「3年間は長い」っていう感覚が
そもそも間違いだったんじゃ?と
最近は感じるほど3年なんて一瞬だ。
過ぎてしまえばあっという間だったけど
思春期の3年間は思い出深いなぁ。
卒業式まで約2ヶ月。
桜はもう芽吹いているよ。
良い春が来ますように。
三者面談で聞いた息子の成長が嬉しい。
もちろん、スタートがスタートだから
それ相応の変化なのだけど、
良い変化を見逃さずに労って頂いている先生に深く感謝する。
良い変化を強化すべく、
母として少し大げさぐらいに喜ぶべきなのだろうが
聞いている私はただただ泣きそう。
中3の息子は強くなった。
以前なら少し体調が悪いと
キツそうな顔でアピールしてきてたのに、
平気を装い、踏ん張りが効くようになった。
意欲は人を強くする。
ばあちゃん家は
我が家の子どもたちの避難場所だ。
少4の時、
通信簿が悪かった息子は
玄関前にランドセルを置いて
自転車でばあちゃん家に家出したことがある。
受験間近の娘は
強いストレスからか、
2、3日ばあちゃん家に泊まりたいと言い出した。
それは良いことね。
何も四六時中戦う必要はない。
避難場所があるのはありがたい。
娘からもらった手紙には
『ママがママでよかった!
受験が終わって少しわがまましたら、
お返しがしたい』と書いてあった。
お返しなのに
自分のわがままの後とは正直でよろしい。
しかし、
受験に協力した程度で
感謝されるとは見下されたものだ…。
あなたが社会人になった時が
ママの本領発揮の時だと私は思っている。
それに、『ママへのお返しは
あなたが幸せになることだ』と
お返事には書いた。
私たちの人生は私たちだけで完了しない。
そんな独りよがりに生きられない。
多くの人たちが関わってくれて今がある。
あなたの幸せが誰かの幸せの一部を担っていることを
よくよく知っててほしい。