核心 vol.5215
課題に取り組むと次の課題が見えてくる。
取り組む前に原因だと考えていた課題は
大した課題ではないことが多い。
何層にもなった課題を
一枚一枚手をつけていくと
だんだんと核心が見えてくる。
そこに手をつければ
問題の8割は解決してしまうような課題。
本丸はそれだ!
課題に取り組むと次の課題が見えてくる。
取り組む前に原因だと考えていた課題は
大した課題ではないことが多い。
何層にもなった課題を
一枚一枚手をつけていくと
だんだんと核心が見えてくる。
そこに手をつければ
問題の8割は解決してしまうような課題。
本丸はそれだ!
娘がタパス好きで、
タパスを「美しい!」と言う。
「美しい」といった表現から
彼女がタパスに「感動」し、
タパスを「愛している」のがわかる。
私にとって、
炊き立てのお米のツヤは美しい。
数学の証明問題は美しい。
大好きな本の1行がなんとも美しかったり、
飛行機から見える海も富士山も山々も、
日本がとても美しい。
「美しい」には「感動」と「愛」があるんだよね。
やることと合わせて
やらないことを決めると
枠組ができる。
ジムに行っても30分以内に出る。
本は5分だけ読む。
撤退ラインはここといった具合だ。
ここまではやるけど
ここからはやらないといった枠組みがあると
チャレンジしやすくなる。
ダイエットだって上達や成長だって
2歩進んでは3歩下がったりとジグザグしながら、
全体的に望んだ結果に向かっていく。
だからこそ思い通りの結果が出ない期間や
スタート地点に戻ったように感じる時が鍵となる。
直線で伸びていくことはまず無い。
ジグザクであることに意識的であるとラクだ。
一喜一憂しなくなるだけで
コンスタントにやるべきことに向かえる。
楽観的に、落ち着いて臨めるようになる。
食べられたりするわけじゃないのはわかっていても怖い。
その世界を知っている人が
ガイドしてくれたとしてもやっぱり怖い。
だが、ガイドがいれば行ける!
一度行ってしまえばなんとなくでもわかる。
怖いけど、怖さがやわらぐ。
そうすればいいんだ〜♪とやるべきことが見える。
この最初の1回が貴重で、
その1回目はひとりじゃなくていい。
この1回を積み重ねるごとにあなたの世界は広がっていく。
前回の反省を今回に活かす。
これができれば
やるほどに成長していく。
また、前回と同じことを繰り返したとしても
そこには大きなヒントがある。
繰り返してしまうことには
大事な課題が隠れているから。
私たちは思った以上に合理的な選択をしている。
私たちは願望を叶えるより
不安を避けるほうを優先する。
不安を意識できていないと
不安が主導権を持ってしまい、
希望からではなく恐れから行動を選択するようになる。
まずは何が不安なのかを意識してみよう。
「えっ?!わたし、そんなこと思ってたの???」
みたいなことが出てきたらかなりセンスがいい。
そもそもあったのに
意識できてなければ無いのと同じ。
それは気持ちも同じで、
自分の思いに気づくと
自分の内的世界が広がる。
意識できた分、
あなたの世界が広がるんだ。
隅々まで見えていないことを
友人が「ろうそくの明かり」に例えたことがある。
大きな部屋なのにろうそくの周りだけが明るい。
私たちの心も広いのに
ほんの一部しか照らされていないのかもしれない。
誰から習うかは大事だ。
先生によっては
人としての自信さえ持てるかもしれないし、
自分をダメだと思い込んでしまうかもしれない。
先生選びは重要だから、
早い段階で良い先生に出会うことができれば
それは相当な幸運と言っていいだろう。
不安が知性や行動に与える影響は大きい。
不安があることによって
自己防衛に費やすエネルギーが大きくなって
自分の能力を発揮するエネルギーを奪ってしまう。
組織も同様だ。
その組織やチームの不安が減れば、
その分、パワーは増すだろう。
メンバーが変わらなくても。