人生をより豊かにしたい時

2024.12.21.

性格は変わらなくても人生は変わります  vol.5868

受講生から「私の性格、変わりますか?」と尋ねられたんですが
私の答えは大きく「NO」でした。
「え〜!私の人生変わらないじゃないですか…」とガッカリされたんですが

違うんです。

人生を変えることはできます。

ただそれは
「性格を変えたから」では
ないんですよね。

どちらかというと
「性格は変わらない」と
諦めたから
「人生が変わる」んです。

人が変わるって
正直、大変なことだと
思うんです。

「そう易々とは変わらない」
と言った方が
現実的だと思います。

ただ、
自分がどういう性格かを
理解して、
受け入れれたら
選択を変えることができるんです。

例えば、
苦手だから別の方法で!
とか、
合わないから
違う先生から習おう!
とか。

「私の性格がダメ」
ってだけの考え方に入ると

それはある意味、
いつも通りの人生をやれる
安心シェルターになってしまう。

そういう話をすると、

「ダメな自分を受け入れると
人生がさらにダメダメになってしまいそう…」

と恐れられる方が
多いんですけど、
逆なんですよね〜。

「ダメな性格は変わらない!」
と受け入れちゃえば意外と、

ここはダメだけど
ダメなりにやれる方法は
ないんだろうか?

って手段に
目が向くようになるんですよね。

例えば

飽き性だから
飽きない工夫はできないものか?

とか、

ネガティブに感じがちだから
本当のところを
ちゃんと考えるようにしよう!

とか、

自分への「傾向と対策」が
(受験みたいですね笑)
うまくなっていくんです。

 

もちろん、
長い目で見たら

自分への対策が
上手になることで
性格が変わっていった
ってことが起こることは
多々あるんですけどね。

「諦める」って
仏教用語で
「明らかに事実を見る」ことと
言いますが、

人生の大事な時間を
変わらない性格を変えることに
費やしてしまうより

対策を変えていった方が
色んな意味で
早い気がします。

写真は先日食べて美味しかった肉うどんです。
今日は冬至だから「ん」がつく食べ物を!
ということで「うど“ん”」を食べようと
朝から張り切っています!

2024.12.20.

無自覚な「無理…」、気づけてる?  vol.5867

来年の目標を考えていたんですが
「こうしたい、あれしたい」と思いながら
無意識に「無理かも…」って考えている自分に気づいたんです汗。

 

それはきっと叶えられないですよね。

向かう前から
どこかで「無理かも」って
弱気になっているんですから。

 

こんな心の声に
気づく瞬間ってありません?

 

普段私はこういった
無自覚な思い込みに気づき
自分を最大に発揮するお手伝いを
やっているのですが、

自分が同じような思い込みを
持っていたことに
結構、凹みました。

 

もちろん、
全てが叶う訳じゃないんですよ。

ただ、
知らぬ間に
自分でブレーキ引いてたら

車で言えば
サイドブレーキを
引いたまま
アクセル踏んでいるようなもので、

 

そりゃそこに向かう
スピードは遅くなりますよ。

で、向かうスピードが
上がらないから
「やっぱり無理」って
ジャッジしてたら
叶うものも叶わなくなっちゃう。

 

意識できていない心の声って
意識しているより
何倍も人生に強力な影響を
与えるんですよねぇ。

ただ、意識できてれば
やっつけることもできるんです!

 

その時、「出来る!」って
自分に断言するのは
効果的じゃないんです。

だって
「無理」と諦めることが
「悪」になっちゃうと
さらに抑圧しちゃうから。

もっと無自覚な「無理」に
しちゃうんです。

そうじゃなくて
「無理じゃないかもよ…」
とか
「やってみないと分からんよね」
って
優しく応援することが
大事なんですよね。

 

「無理」と感じている自分が
自覚できたら
「無理」から解放される出口が
見えたようなものです!

 

昔から
最大の敵は自分だと
言われていますが

自分の「無理」に気づいた時は
ま・さ・に!
の瞬間でした〜笑。

 

写真は福岡市の地下鉄
「フライデー・ナイト・トレイン」のお知らせ。
毎週金曜の終電は延長されていまーす笑!

2024.12.19.

仲間になるポイントとは  vol.5866

「運命をかけた事を一緒にすると、運命の人になる」って
聞いたことがあるんですけど、
目標を共にした活動をするだけで互いの距離感が
変わると思いません?

「知り合い」から
「仲間」になるって
言ったらいいんでしょうか。

一緒に何かをするって

経験の共有とか
共感とか
貴重性なんですかね…

関係性が変わる感じがするんです。

それが困難を伴うものなら
尚更なんでしょうが

そこまでじゃなくても
例えば
小さなプロジェクトでも
海外旅行でも
町内の企画でもいいんですが

ちょっとした不安定な状態とか
「大丈夫かな?!」
「出来るかな?」
といった不安な気持ちを
持ちつつ
一緒に乗り越える

っていうのが
仲間感を増すポイントな気がします。

もちろん
互いを応援し合うベースみたいなものが
揃っていないと
分裂を引き起こすのかもしれませんが笑。

 

そう考えると
「不安定」には
「仲間が出来る」
というメリットがあるんですよね。

写真はビルの谷間から見た歌舞伎座です。
たくさんの外人さんが写真を撮っていたのですが
福岡在住の私も思わず撮っちゃいました〜笑。

2024.12.18.

実験と考えると強気に成れる  vol.5865

「失敗は成功のもと」というのはよくわかっていても
誰しも失敗はしたくないものですよね。

ただ、
「これは実験!」と思うと、
「失敗する…」って気持ちが
薄れるから不思議なんですよね。

「実験なんだから
結果がどうでるかは
わからん!」

とどこか強気に
成れるんでしょうね。

「実験を重ねて検証する」感覚で
臨めば
「経験が教訓になる」精度も
上がるのかもしれません。

さぁ今日は
何を実験してみましょうか笑。

写真はぬいぐるみを犬だと
勘違いして喜んでいる愛犬です笑。

2024.12.17.

付け足すより削ぎ落とす  vol.5864

先日、東京にいる娘と二人忘年会をしたんですが
ふら〜と入った小道に並んでいる和食屋さん2件の
どっちのお店に入るかで悩んでたんです。

片方のお店の入り口は
雰囲気のある感じで、

もう片方のお店は
普通のお家風の擦りガラスの
スライドドアなお店でした。

すると、
雰囲気のあるお店の方から
出てきた人が
悩んでいる私たちに

「こっちはマジシャンがいるよ!」

って言ったんです。

この一言で
マジシャンがいない店に
決定しました。

結果、選んだお店は
大当たりだったんですが
これって
大事じゃない⁉︎って感じたんです。

例えば、
ビジネスをやっていると

「ダメだったらどうしよう…」

って恐れがあるから
あれもこれも
足しちゃいがちなんですよね〜。

今回の和食屋さんのように
お食事を楽しむお店なのに
マジシャンがいるみたいな感じで。

「いろいろできます!」
って
「何もできません!」

同義語って言いますが、

シンプルでいられないって
「自信の無さ」みたいなものが
伝わってしまうんじゃないのかなって。

一方で、
これができます!
これで勝負してます!
的なものの方が

専門性っていうのかな
覚悟を感じるというか

「付け足す」よりも
「削ぎ落とす」って
大事なんだなぁと
改めて感じた出来事でした〜!

写真は娘との二人忘年会です!

2024.12.16.

昨年の今頃  vol.5863

昨年の今頃って何をしていたか覚えています?
私はハッキリ覚えています!
死んでたからです笑。

今年の1月8日に提出なのに
1ヶ月前の12月8日に担当教授から
一から書き直しと言われ汗、

昨年の今頃は
修士論文に四苦八苦してました〜。

アドレナリン全開で
乗り切っていた
時期だったんですよね。

アドレナリンで
乗り切っていいのか疑問ですが…笑。

昨日は
後輩の修士論文の
フィードバック会に
参加させていただきました。

提出1ヶ月前にして
もう仕上がってるんじゃないの???
と感じるほど
正直、みなさん優秀でした〜!

でも本人たちは
「これじゃダメなんじゃ?」と
焦っている様子で

そういう姿を見ながら

自分が見ている自分と
他者から見られている自分というのは
全く別物なんだなぁと

改めて感じていました。

これって
外的自己認識と内的自己認識
って言うんです〜。

自己認識には
外的と内的があって

外的とは
自分が周りからどう見られているかで
内的とは
自分が自分をどう見ているかなんです。

外的と内的とが近いほど
葛藤が少ないって言うんですね。

例えば
自分では「優しい自分」と思っていたのに
周りからは
「厳しい人」と思われていることを知ったら
「えーーーーっ⁉︎」って
びっくりしちゃいますよね。

「どこが厳しい?」って
考えちゃうじゃないですか。

外的と内的の違いがわかれば
対策も打ちようがあるんですが

周りからどう見られるかの
フィードバックを受け取る機会って
なかなか無いんですよね。

年齢が高くなると
その機会は
どんどん減っていくんですよ泣。

だから
昨日のフィードバック会では
思っている以上に
うまく進んでいることを
お伝えしました。

自分がどういう状態かって
自分が一番わかっている感じがしますが
実は周りの人の方が
クリアーに見えていたりするものです。

まぁ、この「自己認識」こそ、
昨年の私の修理論文の
テーマなんですけどね。。。

写真はどーしても食べたくなって
炊いた芋赤飯です!

2024.12.15.

紅葉神社 vol.5862

急に寒くなった福岡ですが、12月の半ばなのに
まだまだ紅葉真っ最中なんです。
燃えるような銀杏の木や真っ赤な紅葉が
あちこちみられます!

先日、
近くの紅葉(もみじ)神社を
訪れると

紅葉真っ最中で、
とってもきれいでした〜!!!

子どもの頃って、
自然に感動するって
今ほどなかったと思うんです。

もっと刺激の強いものに
惹かれてたというか。

年齢を重ねてやっと
自然の美しさを楽しむことが
少しだけ
できるようになってきた感じがします。

同じ「私」でも
年齢とともに
嗜好や考え方、
周りの見え方も変わるんですよね。

そう考えると
これからどう変化していくのか
年齢を重ねることが
ちょっと楽しみにも感じてきます。

老けることへの
抵抗感はあるんですけどね笑。

写真はその紅葉神社のものです。

 

 

2024.12.14.

即レスって…  vol.5861

先日、「仕事は続けるんですか?」と尋ねられ、
うまく答えられなかったんです汗。
普段、ぼんやりとしか考えてないことって
答えるのは難しいですよね笑。

「仕事を続けるのか?」
という質問には

質問する側に
何らかしらの気持ちが
あるんですよね。

 

例えば今回の質問で考えると
質問者から私が疲れて見えているとか、

質問者自身が
仕事をいつまで続けるかを
悩んでいるとか。

 

その部分を尋ねてみないことには
質問の意図にあった回答を
することはできないんですね。

しかし、
私たちは反応するように回答し、

相手にとってベストな返答どころか
自分にとっても
ベストじゃない返答をしちゃう。。。

 

そういうことって
ありません?

 

即座にレスポンスすることは
適切なタイミングでの反応で
相手に対する関心を示すことになり、

コミュニケーションの質を高める要素と
言われていますが

ベストな回答の即レスでなくて
いいんですよね。

だってベストな回答の即レスって
難しいじゃないですか笑!!!

即レスが
相手への関心を示すための
反応が目的なら、

「考えます!」や
「じっくり考えてお返事します」って

即レスするのが大事なんじゃないかって、

「仕事は続けるんですか?」に
即レスしたものの、
私の本意の回答じゃなかったなぁ…汗と
振り返りながら感じていました。

 

自動反応するように答えちゃって
後で後悔したことってありません?

どう思います?

 

写真は娘とふたり忘年会した際に
オーダーしたおにぎりです。

この時も
娘に「何でおにぎり撮るん?」って聞かれて
ちゃんとした答えをしてませんでしたね汗。
どーでもいいことはどーでもいいんですけどね笑。

2024.12.13.

干し柿完成で思うこと  vol.5860

干し柿、美味しく仕上がりました〜!
私はふわふわがお好みなので10日ほどで完成です〜!!!
やる前ってなぜか、大変さばかりを想像してしまうんですよね。

柿を干した時に
「実際にやってみることの大切さ」を
書きましたが、

大変そうで
重い腰が上がらない
というコメントも
結構いただきました。

今、あなたが難なくやっていることも
実はやっていない人から見れば

相当にすごいことを
やっているように
見られてるんですよね。

それと一緒なんですけどね。

一度やってみたら
簡単すぎて

「こんなんだったら
とっとと始めればよかった〜」

って思うことも
意外と多いんですよね笑。

私にとっての「干し柿」は
まさにソレでした〜笑!

出来上がった干し柿は
冷凍庫に保存すれば
いつだって美味しいが食べれます!

出来た干し柿のなかに
バターを入れたら
干し柿バター、

クリームチーズとか
あんこを入れて食べるのも
最高です!

今年もまだ2週間ほど残っています。
気になっていることがあれば
手をつけてみましょうよ!

きっと来年につながりますから〜!!

2024.12.11.

シンガポールスリング  vol.5858

成り立ちを知るとグッと親近感が深まるってありますよね。
先日、カクテルのシンガポールスリングは女性が人前で
アルコールを飲むことに抵抗感がある時代、

「女性が人前でも飲めるようなお酒を!」
と考案したのがはじまり
ということを知り、

とっても
好感が持てるというか、

ジュースのように見え、
甘く飲みやすいのは
そういうことか!

と納得しちゃいました。

飲みすぎちゃう危険は
ありますけどね笑。

 

モノであれば成り立ち。
人であれば
生い立ちなんでしょうね。

その人の生い立ちや
今に至る歴史を知ると

急に距離が近くなったように
感じますよね。

成り立ちや生い立ちといった
原点を知ってもらうって
大事なんですね。