最後の最後に…
中1の時はガボガボだった学生服も
中3になると8センチも制服のズボンの裾だし。
「大きくなったなぁ、今年でこの夏服も最後か」
と思いながらひと針ひと針縫っていった。
なのに、、、
なぜ?仕上げのアイロンで穴を開けるかなぁ?!わたし。
ちょっと高温すぎた。。。
ごめん、息子よ!あと少しの辛抱だ。
穴は塞ぐ。それで勘弁してくれ。
中1の時はガボガボだった学生服も
中3になると8センチも制服のズボンの裾だし。
「大きくなったなぁ、今年でこの夏服も最後か」
と思いながらひと針ひと針縫っていった。
なのに、、、
なぜ?仕上げのアイロンで穴を開けるかなぁ?!わたし。
ちょっと高温すぎた。。。
ごめん、息子よ!あと少しの辛抱だ。
穴は塞ぐ。それで勘弁してくれ。
息子や娘が順番に熱を出す。
こっちが休んだかと思うと
次はこっち。
二人とも受験生。
それぞれにそれなりに頑張っている。
お勉強そのものも大切だけど、
嫌なことにどう対処していくか?
どう楽しむか?どう乗り越えるか?といった
コツコツのトレーニングなんだよ。
さぁ!あなたたちの新しい一面を見せてくれ。
応援しているよ。
バタバタ家を出ると一目散に目的地へ。
お約束している方のオフィスに到着。
時間に間に合いホッとしていると、
「三者面談ですか?」と尋ねられた。
そう。我が家は二人の受験生を抱えているので
とっかえひっかえ面談だ、進学説明会だと
いつも以上に慌ただしい。
しかし、なぜご存知?
「これが…」と
床から拾い上げてくださったポストイット。
あぁ…家から私に引っ付いてきたのだろう…。
お尻の可能性が高いと思われる。
公共の乗り物を使ってないだけ救われた。
でいいのか?
娘がママの夢を見たと言う。
どんな夢かと聞いてみると、
娘が試験を受けているのに
横からあーだこーだと口を挟む夢らしい。
どうも、大きな世話を焼いているようで
母は面倒だと娘が思っている象徴の夢と理解。
放っておこうと何度も改めては構うを
繰り返している。
もう子どもじゃないんだから!と
母の私も理解している。
彼女には彼女の考えがある。
はい。
先日は1時間、講座の開催時刻を遅らせてもらって
息子の部活の決勝戦を観戦。
受講生が皆、快く時間を変更してくれたお陰で
息子たちが優勝する姿をこの目で見ることができた。
本当にありがたい。
重ねて講座予定は
子ども達の年間行事が出てからにさせていただいているので
本日の新学期初日を迎えるまでほぼほぼノープラン。
みなさん快く、私の「母」の部分を
受け入れていただいている。
本当にありがたい。
さぁ!今日から新学期が始まるよぉ!
長女が園児の時に作ったペンたてを今でも使っている。
改めて眺めると、小さかったなぁ…。
すっかり大きくなって随分、生意気にもなった。
この春から中3と高3、
来年は大学生と高校生となる。
わぁ…そりゃ、私も50代な訳だ。
これからこの子たちが紡いでいく時間を
真横で見ることはなくなる。
豊かなものであるよう願ってやまない。
息子は部活の副部長をしている。
初の役回りに部をまとめるのに
いろいろ苦労しているようでアドバイスしたくなる。
「人はね、話を聞いた分しか
こちらの話を聞かない。だから〜」
云々カンヌンと続けていたら
息子は一言、自分で考えてやってるから!と。
そうだね…まずは人の話を聞けって言いながら
ママはあなたの話を聞いてなかったよ。
近しい人になればなるほど難しいなぁ。。。
娘が言う。
「理不尽なお父さんがいる。」
聞けば確かに理不尽だ。
仲間内の福岡のお父さんは大概理不尽で
東京のお父さんは
とても尊敬できる父と
優しいだけで存在感にかける父がいるらしい。
子どもたちはダイレクトに親の影響を受けるからなぁ。
我が子も福岡出身の父を理不尽と思っている。
そうだね。
親だから子どものうちは仕方ないところがある。
だけどね、世の中に出ても理不尽な人はいる。
周りから理不尽な人がいなくなるってないのかもしれない。
だからこそね、
理不尽とわかってさてどうするかが大事なんだよ。
振り回されるもよし、
距離を置くのもよし、
選ぶことができるようになった時に
自分が何を選ぶかが大事なんだ。
とさも
娘の友人への言葉のようにして
娘に伝えてみた。
あなたが決めるのよ。
来年は受験。
福岡から出なさい。
自分で決断し、その責任を担い、
自分で人生を作っていく練習が始まっていく。
たくさん間違わないとうまくはならない。
最初は間違うだろうけど、
どんどん上手になっていくよ。
先日は娘の17歳の誕生日だった。
まだ生きていた母を始め、
たくさんの親族に来ていただいてお祝いした1歳の誕生会が
昨日のことのように思い出される。
友達と遊びに出かけていった娘は
具合悪そうに帰ってきた。
息子から始まり、私、夫と
家族が次々と熱を出していたから娘の番なのか?!
と思ったらどうも様子が違う。
用意していたケーキも食べずに寝てしまった。
自分の17歳の時の記憶はすっかり忘れてしまっているが、
思春期、いろいろあるよね。
だが、やっぱり熱を出して学校お休み。
まだまだ人生は始まったばかり。
丁寧に進みましょ。
出張から帰宅すると
息子はラグビーの試合で負傷していた。
翌日、病院に連れていくと
「軟骨を痛めているようで、簡易サポーターをはめようとしたのですが、
足首を回すと痛がったので念の為ギブスをしましょう。」
と、ドクターから説明があった。
診察室から出てきた息子に
「ギプス、ちょっとうれしいだろぉ⁈」と声をかけると、にやっと。
そうだよね。
労られるし、優しくされるもんなぁ。
どうか息子が、
存分に不自由を味わえますように。
もう二度と松葉杖は嫌だ。
自由に歩ける!走れるって最高!と
実感できますように。
人は失わないと気づけないことが多い。
完全に失う前にありがたく感じるチャンスになりますように。