美味しいパンをつくるには vol.6052
パン作りには、寝かせる時間があります。
発酵したり、生地が落ち着いたりするその時間があるから、
ふわっとした美味しいパンが焼き上がるんです。
ですが、せっかちな私は普段、
その「寝かせる時間」をあまり持ちたがりません。
すぐに結果を求めるから(笑)。
けどやっぱり、余白は必要なんですよね。
いや、必要というよりも——
余白こそが、仕上がりを決める大事な時間なんです。
寝かせずに焼けば、それなりの形にはなります。
でも、あのふわふわにはならない。
それはきっと、
私たちの日常も同じで。
何もしていないように見える時間も、
本当は何も起きていないわけじゃなくて、
内側では、ちゃんと
整っていっているんですよね。
発酵のように。
そしてちゃーんと、ひとつに繋がる。
点が、線になるんです。
整う時間はとても地味で
変化は目に見えないですが
実は美味しいパンになる
キラキラした時間なんだなと思います。
写真はパンではなく、スープですが。
