陰極まって陽となす vol.6201
「陰極まって陽となす」って言いますけど、
あれ、本当にそうなんですよね〜。
面白いことに、
ある地点まで行くと、
景色が急に反転する瞬間が訪れるんです。
なぜか力みがふっと抜けて、
まったく別の方向へ道が現れる。
状況そのものは何も変わっていないのに、
不思議なくらい焦燥感が消えて、
全体を見渡せるようになる。
そうすると、
本来の落ち着きが自然と戻ってくるんですよね〜。
闇そのものの“質”が変わるんです。
もがきながら必死に耐えていたところから、
静かに“観察する側”へと立ち位置が変わっていく。
なら、とっとと底についたほうがいいじゃん!
と思うかもしれませんが、
陰と陽は、どちらも同じだけ必要で、
同じだけ深いんですよね〜。
だからこそ、
苦しんだ分だけ、次にひらける景色も豊かになる。
その長さや深さは、
ちゃんと自分の糧になるんです〜!
写真は夕暮れなんですけどね、
この季節は空気が澄んでて、空がキレイですよね〜。
