2025.01.21.

Noと言える人、言えない人   vol.5899

嫌なのに嫌と伝えられない。
もう付き合いたくないと感じているのに断れない。
といった「Noと言えない問題」ってあると思いません?

NOと言える人と
言えない人の違いって、

実は「自分を見る時の見方(自己認識)」が
違っているからなんですね。

「自分をどう解釈しているか」の違い
と言ってもいいかもしれないです。

「自分をどう解釈しているか」は
自分の周りの世界を
どう見るかに影響を与えるんですが、

Noと言える人は
独立的な自己認識、

つまり
自分と他人を区別して捉えていて
自分が周りの人に与える影響について
あまり注意を向けないんです。

自分の成果や能力といったことを
重視します。

 

一方で
Noを言えない人は、
相互依存的な自己認識、

つまり、
他者との繋がりの中で
自分を捉えているんです。

だから、
自分が周りにどう影響を与えるか
といった視点から
自分の行動を見る。

人間関係を重視するんですね。

相手に「No」を言うことは
人間関係に影響を与えることで
不安や葛藤が生じやすいんです。

だから、
仲良しを続けるためには
対立の可能性があるものは
無自覚に避けたがるんです。

その一方で
「No」と言えなかった自分の
自尊心が傷ついたりもしています。

こういったものは
男女の違いや西洋と東洋の違いと
似てるなぁ〜と感じます。

実はちゃんと
「Noと言えない」問題の
乗り越え方ってあるんですよ〜!

写真は我が家の子どもたちの
中高の登校様子です。
この二人だとNoと言えるのは娘の方ですね笑。