2024.12.04.

底つき感  vol.5652

変わらなくちゃ…と思いつつもずっと変わらなかったのに
衝撃的な出来事と出会って一変しちゃうってありますよね。
それって「底つき感」とか「底つき体験」って言うんです。
「底つき体験」や「底つき感」は、
困難な現実に
やっと直面することから、
現実を受け入れることや
取組みを
はじめていく体験と
言われています。
例えば
ダイエットしなきゃ…と
思っていても
なかなかお菓子がやめれなかったのに
体重が大台をこえた瞬間に
お菓子をやめれた!
とかです笑。
ちょっとしたショックだと
改善策を
あれこれやってみる感じで、
どこか
「このままを維持して…」
「ちょっと改善すれば…」
「本気でやればできる…」
といった
事実への軽い否認や否定が
入っているんですが、
底つき体験は
「あぁ…このままじゃ本当にダメだな」
とがっくりと肩を落とし、
諦めて現実を受け入れざる得ない
といった感覚になります。
「底つき体験」は
現実の受け入れ、
変化のスタートラインに
立つ感じなんですね。
ちょっとしたショックだと
軽い落ち込みにつながりますが
大きなショックは
人生を変えるエネルギーになるんですよね。
もちろん、
精神的負担は
底つき感の方が
圧倒的に大きいので
底つき感を何に求めるか、
またその度合いにもよりますが
「精神的・社会的打撃が大き過ぎる」
「直面に耐えられない場合もある」
といった指摘もあります。
ただ、
心身の健康度が高く、
人生を変えたいと願っているなら
底つき感を得るって大事だなぁ
と先日、
クライアントが
まるで開眼するような
変化の様子を見て感じていました。
写真は明太パスタが
わんこに狙われている様子です汗。