知らないって怖いですよね。 vol.5631
「パソコンをなおしておきます」と言われたら、
壊したから直しておくことと思いますか?
それとも、片付けることだと思いますか?
この春、大学を卒業した娘は
東京で働いているのですが、
娘が
「パソコンをなおしておきます」
と伝えたところ、
周りの人たちが
「パソコンを壊した⁈」
と言いだし、
ちょっとした騒ぎになったと言うのです。
話を聞いてても
最初は意味がわからなかったんです。
九州では片付けることを
「なおす」と言うからです。
これが方言であることにも
気づかなかった私は
説明されるまで
全然ピンと来なかったんです汗。
結構な頻度で
東京で仕事をしているのに…。
全く違う言い方ならわかるんですよ。
例えば、
「たくさん」とか「とっても」と言う表現を
博多では「いちかっぱ」
出身の熊本だと「まうごつ」と言います。
これくらい共通語から距離があれば
方言を意識できます。
しかし、「なおす」という
境界線が曖昧な言葉があるなんて
今更ながら驚きです。
普段の仕事では
認知の歪みを説明したりしているのですが
方言とは知らずに
使っている言葉があったら
別の認知の歪みを
生んでいる可能性まで出てきます汗。
「知識は力」といいますが
本当ですよね。
知っているだけで
対処できることも
知らなければスルーしてしまいますから。
知らないって怖いです汗。
こういった方言で
誤解を生んでしまった経験って
ありませんか?
よかったらコメントで教えてください。
写真は博多に来たら食べて欲しい
めんたいフランスパンです。
焼きたて、絶品です!