2024.10.26.

意味を知ると…  vol.5613

意味や作られたプロセスを知ることで、
ぐっと愛情や愛着が湧くってこと、
ありますよね。
例えば、博多織の文様には
それぞれ意味があるって
知ってました?
代表的な献上柄(写真の真ん中)は
独鈷と華皿という
仏具がモチーフで、
独鈷(真ん中の模様)には
厄除けやどんな煩悩も打ち砕く
意味があり、
華皿(左右にある菱形の模様)には
浄化や供養の意味があるそうです。
娘が高校卒業の際、
学校から送られたのが
博多織の印鑑ケースでした。
中に文様の説明が
同封されていて、
私も娘もその時初めて
博多織の意味を知ったのですが
高校を卒業し、
旅立つ子どもたちへの
メッセージが感じられて、
感動したのを覚えています。
国の伝統的工芸品にも
指定されている博多織。
意味を知る前は
「へぇ〜なんか良いんだろうな」
と名所を遠ーくから見る気分だったのが、
意味を知ってからは
まるで
「ここは絶対に願いが叶う
神社なんだよ〜」と
教えてもらった途端
真剣にお参りする的な感じで
身近に感じるから不思議ですよね笑。
帯や伊達締めも良いですが、
博多織を使った小物も
たくさんあるので
魔除けや浄化のお守り的な意味でも
普段使いにオススメですよ。