おすすめの絵本 vol.5708
息子が小さい頃に知っていたら…と強く後悔した絵本が「地獄」です。
この絵本はまるで怪獣のように暴れ回る幼稚園生に読み聞かせしたら
翌日からピタッといい子になったという伝説の絵本です。
絵本の地獄絵は
千葉県安房郡三芳村延命寺に所蔵されている
十六幅の絵巻をもとにしてあるそうです。
絵本の主題は
これを読んだ子どもたちが
「死ぬことはこわいことだ」ということを
強く心に刻むことだそうです。
『地獄』の冒頭には
「昔の人が医学の未発達のその頃、
地獄絵を子どもたちに見せ、
死の恐れを語り、
行動の自制を求め、
生への執着を強めて子孫の持続を
測ろうとした。と考えると、
この絵図はその時代の人が産んだ
大いなる叡智の一つといえます。」
とあります。
よくよく生きてなければ
怖い地獄が待っているんだよ〜と、
小さい頃、
おばぁちゃんからよく聞かされていました汗。
確かに大人になった今でも
それって行動の自制になっているんですよね〜笑。
大人にも読んでほしいオスススメの絵本です!