腐ったリンゴ効果
「腐ったリンゴは隣を腐らす」ということわざが
アメリカにある。
金八先生の「腐ったみかん」と同じ。
チームに目的に反した悪影響を及ぼす人間がいると、
そのチーム全体に悪い影響が伝染して
チームそのものがダメになってしまうという現象を
心理学では「腐ったリンゴ効果」という。
嫌なのは
ネガティブな気持ちや思考の方が
ポジティブなものより長く蔓延してしまうこと。
しかし当然、その逆もある。
チームに良い影響を与える人間がいると
そのチーム全体に伝染して
チームそのものが輝くという現象。
人は人と関わらずして生きていけない。
加えて、
関わる人の影響を少なからず受けるもの。
であれば、
「腐ったリンゴ効果」と逆の効果を
引き起こす人間でありたい。
それを意識している人間がいるだけで
その組織は随分、変わるんじゃないのかな。
そういう意味で
「空気を読みすぎない」というのは
大切な気がする。